『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』あらすじ・感想 | 当局はこの件に一切関知しない

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル

シリーズ4作目となる今作からタイトルに数字が付かなった代わりに副題がつくようになりました。

「ゴースト・プロトコル」とは組織をゴーストのように存在しないものとして扱う規定で、何が起こっても当局は一切関知をしないというスタイル。

そんな使い捨てのような扱いをされても、イーサン・ハントは無理難題に挑みます。

『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の詳細情報
  • 公開年  : 2011年
  • 上映時間 : 2時間 13分
  • 製作国  : アメリカ合衆国
  • 監督   : ブラッド・バード
  • キャスト : トム・クルーズ / ポーラ・パットン / サイモン・ペッグ / ジェレミー・レナー / ミカエル・ニクヴィスト / ウラジミール・マシコフ / ジョシュ・ホロウェイ / アニル・カプール 他

『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』あらすじ

IMFのチームが任務に失敗し、秘密ファイルを何者かに奪われてしまう。

IMFは敵の正体把握とファイル奪還のため、ロシアの刑務所に潜入中の諜報員イーサン・ハントを脱獄させる。

例によって当局は一切関知せず支援が期待できない状態で、イーサン率いるチームが核戦争を阻止するためにロシア・インド・中東を飛び回る。

「ゴースト・プロトコル」とはIMFを比喩的にゴーストとして扱い存在を認めず一切の支援を行わないという意味。

【見どころ】分析官ブラントは何者?

  • 分析官としてチームに加わったブラントが、ただ者ではない雰囲気プンプン
  • 超高層ビルのシーンはトム・クルーズが実際に体を張って挑んだ名シーン
  • トム・クルーズの走り方をよく観察すると、あまり速そうに見えない

【主要登場人物 / キャスト】トム・クルーズがアラフィフに

  • イーサン・ハント(トム・クルーズ)
    CIA内の組織IMFの凄腕諜報員。
  • ジェーン・カーター(ポーラ・パット)
    IMF諜報員。
  • ベンジー・ダン(サイモン・ペッグ)
    内勤から現場エージェントになったIMF諜報員。
  • ウィリアム・ブラント(ジェレミー・レナー)
    IMFの分析官。
  • カート・ヘンドリクス(ミカエル・ニクヴィスト)
    元スウェーデン特殊部隊に所属していた男。
    米露間で核戦争を引き起こそうと画策。
  • アナトリー・シディロフ(ウラジミール・マシコフ)
    ロシアの諜報員。
  • サビーヌ・モロー(レア・セドゥ)
    フランス人の女殺し屋。

感想(ネタバレ含む)今回の任務はスパイ映画の王道ストーリー

IMFのチームが任務をしくじってしまい大切な情報が奪われてしまった。
そこでスーパースパイのイーサン・ハントが呼ばれる訳ですが、何故かロシアの刑務所に収監中なのでまずは脱獄させるところからスタート。

イーサンが脱獄する時は刑務所のシステムを外部からハッキングしてドアを開錠したり逆にロックしたり、まさにIMFのやりたい放題。

何でもネットワークで繋いでしまうのは諸刃の剣なんですね。
特に刑務所なんていう特殊な場所はハイテク化するよりも逆にアナログな設備で管理した方が脱獄を防げるかもしれない。

スパイ組織にシステムをハッキングされて暴動が起こるなんて極めて稀な例でしょうけど。

4作目の今作は他の映画でも良くネタにされる「核戦争を阻止」するのが任務。

まあスパイ映画なので仕方ないと思うけど、ちょっとネタ切れ気味なのかな?

面白いのが米露間の核戦争を企てる悪者とは別に、ロシアの諜報機関もイーサンを追っているところ。
最初は悪者とロシアのスパイが結託していると思ったけど違っていて、ロシア側はイーサンが悪者のチームリーダーだと誤解して追跡している。

イーサンにしてみれば追いかける相手が違うと言いたいところだけど、向こうはそもそも信用してくれないので逃げるしかないという展開。

それにしてもイーサン・ハントは、よく濡れ衣を着せられる人ですな。

ロシア側のスパイ機関は後手に回りまくってイーサンの引き立て役でしたけどね。

50手前のトム・クルーズが全力疾走

スタントを極力使わずに自分で体を張る俳優トム・クルーズはこの作品の撮影時で48歳くらいなので1作目と比較するとさすがに顔に渋みが増して少しおじさん感が出ているけど、元がイケメンなので何歳になってもカッコイイことに変わりがない。

1作目 『ミッション:インポッシブル』あらすじ・感想

トム・クルーズは「オーシャンズ11」のジョージ・クルーニーの1つ年下で1962年生まれ。
この事実に驚きますよね。

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ちなみにブラッド・ピットはトムの1つ年下。

3人の中では断トツでトム・クルーズが若々しい気がする。

作中での全力疾走が若々しいイメージを視聴者に植え付けているのでしょうかね。

ところで、トムは前傾姿勢ではなくて直立姿勢で走りますがスピードはどうなのかな?
毎回必死に走っていて体を張りまくっているのは凄いですが、あまり速いようには見えない(笑)

アラブのブルジュ・ハリファという超高層ビルをよじ登るシーンもスタント無しで本人が挑んだそうな。
ガラスを割ったシーンも、CGではなく本当に撮影で割ったのだとか。

たごやま
たごやま

いくら何でも、頑張りすぎやで。
周りのスタッフも流石に止めなさいよ!

トム・クルーズは「ミッション:インポッシブル」のプロデューサーの1人でもあるので、本人がやると言ったらなかなか止めにくいのかも。

今作は4作目になりますが、作品名に数字が付かなくなった。

数字の代わりに「ゴースト・プロトコル」が付いていて、組織の存在を認めていないので当局はイーサン達に何があっても関知しないという意味だけど、過去の作品でも毎回「当局は関知しない」と指令時に言っているので何が違うのか分かりにくい。

今回は正式に大統領令で「ゴースト・プロトコル」が発令されたのが他の作品との違いでしょうかね。

映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』を配信しているサブスク

1996年の1作目と比較すると今作のハイテク機器の進化の凄まじさを感じます。

1作目公開時34歳だったトム・クルーズが4作目公開時には49歳。
頑張りますねぇ、この人は。

しかもまだ終わりじゃない。
5作目に続くのだから、どこまでやるんだって話ですよ。

第5弾は2015年公開なのでトムは53歳。

5作目 『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』あらすじ・感想

たごやま
たごやま

トム・クルーズって、もしかしてサイボーグかな?

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