この映画で人々がゾンビ化した原因はウィルスの突然変異。
昔のゾンビと違い、今時のゾンビは全力で走る事ができる。
となれば当然逃げる側も全力疾走を強いられる。
これだけで難易度が全く違う訳ですよ。
不幸中の幸いなのはアメリカが銃社会だった事。
日本なら完全に終わりですね。
あらすじ | ゾンビから生き残るにはルールを厳守!
突然変異のウィルスにより地球上の人類の大半がゾンビと化した世界。
自ら決めたルールに従いゾンビランドを生き延びていた青年コロンバス、ワイルドな男タラハシー、姉妹で逞しく生きてきたウィチタとリトルロックの4人は一緒に旅をする事に。
【見どころ】もはやノロノロゾンビは時代遅れ
- スタミナ配分も考えず全力で追ってくるゾンビ
- 某有名俳優B・Mがハリウッドの自宅で息を潜めている
- ウィチタとリトルロック姉妹は少々おバカ
登場人物(キャスト)
感想(ネタバレ含む)どこもかしこもゾンビだらけ
最近のゾンビ映画の共通点の一つに、世界中の人々がゾンビになってしまった大抵の原因はゾンビウィルスによるもの。
もちろんゾンビランドも例外ではなく、ウィルスが原因。
世界中何処に行ってもゾンビだらけと思われる状況で、生き残った人達は何とか安全な場所を確保して息を潜めて暮らすか、ゾンビがいない場所の噂を頼りに常に移動し続けるか。
コロンバスは自ら決めたルール通りに行動して今まで生きて延びてきました。
基本的に一人で行動する時のルールなので、仲間がいる場合はルールを曲げることも。
集団行動となればルールに縛られてばかりではいられませんからね。
生き残る為には臨機応変に、という事。
しかし最近のゾンビは走るんですね。
昔のゾンビのイメージはうめき声を上げながらゆっくり歩いている感じだったのに、標的(生きている人間)を見つけるやいなや両腕をブンブン振りながらスタミナの配分など考えずに全力疾走!
そんな集団に追いかけられたら、怖いどころの騒ぎじゃありませんよ。
車や武器が無かったら最悪です。
ハリウッドに辿り着いた4人は、ゾンビランドと化す前は観光名所にもなっていたスターの豪邸が立ち並ぶエリアへ。
そこで門扉にB・Mと書かれた家が。
中に入ってみるとゾンビメイクでゾンビに紛れることで安全を確保していた某有名俳優が一人で暮らしていました。
彼の話によると、某有名ミュージシャンはゾンビとなって街を彷徨っているそう。
その後、家に泊めて貰った翌朝に姉妹が何も告げずに二人だけ失踪。
この期に及んでまだ男性陣を信用していなかったのか(笑)
妹はまだ子供だけど、お姉ちゃんはもう少し考えて行動しないと。
この世界のゾンビウィルスは空気感染はしない感じですね。
ゾンビ化してしまう条件は、ゾンビに直接体の一部を噛まれたりして体内にウィルスが入ってしまった時。
この場合は、ほぼ確実に感染してしまう。
そう考えると一番の予防策はゾンビに近付かない事。
まあ、自ら進んで近付きたくはないですけど。
それにしてもゾンビという存在は見ていて気の毒。
知能指数が大幅に低下してほぼ野生動物みたいに本能で動いているだけで、頭(脳)を破壊されない限りは動き続けるという生きる屍状態。
やはり痛みとかも感じなくなるんですかね。
幽霊とゾンビは怖さの種類が違う
私はホラー映画が怖いので基本的に観ないのですが、何故かゾンビ作品は大丈夫。
心霊ものはダメですけどね。
特に邦画の心霊ホラーは、どうしてあんなに怖いモノを皆さんご覧になるのでしょうか???
確か『呪怨』だったような気がしますが、幽霊が布団をめくった中に居たりしますから。
しかもそのままどこか別の世界に引きずり込まれたりするんですよ!?
あの人は一体どうなってしまったのか・・・
あの映画は人によっては相当なトラウマになるはず。
私もその時以来、心霊ホラーを観なくなりました。
ゾンビ作品は一種の鬼ごっこ的要素があり捕まらなければ大丈夫なので、心霊作品とは一線を画します。
恐怖の種類が違うといった感じでしょうか。
『ゾンビランド』続編はリアルに10年の時間が経過。
最年少のリトルロックがなかなかの変貌を遂げています。
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『ゾンビランド』のようなコメディ系ゾンビ映画でもう一本オススメの『ゾンビーワールドへようこそ』という映画があります。
冴えない高校生三人組がボーイスカウトの知識を生かしてゾンビに立ち向かうコメディ作品です。