『ゾンビーワールドへようこそ』あらすじ・感想 | 気軽に楽しめるゾンビコメディ

ゾンビワールドへようこそ

グロテスクなシーンはあるけど基本的にコメディ系でホラー要素は少ない作品。

研究所のゾンビが街に侵入して感染が広がる定番の設定だけど、そもそも研究所のセキュリティが甘すぎる!
ゾンビはもっと厳重に管理しておかないと・・・。

『ゾンビワールドへようこそ』の詳細情報
  • 公開年  : 2015年
  • 上映時間 : 1時間 33分
  • 製作国  : アメリカ合衆国
  • 監督   : クリストファー・ランドン
  • キャスト : タイ・シェリダン / ローガン・ミラー / ジョーイ・モーガン / サラ・デュモン 他

『ゾンビワールドへようこそ』あらすじ

高校生になってもボーイスカウトを続けている冴えない少年3人組が、とある研究所で起きた事故が原因でゾンビだらけになった地元の街を救うために奮闘する。

【見どころ】流出元は定番の怪しい研究所

  • ゾンビが登場する作品だけど、ホラーよりもコメディ色が強い
  • 93分と短い作品だけど友情・恋愛などの要素が盛り込まれていて楽しい
  • ロジャースリーダーは何も悪くない(笑)

【主要登場人物 / キャスト】カーターの姉が美人

  • ベン・ゴウディ(タイ・シェリダン)
    同級生のカーター、オギーと共に幼い頃からボーイスカウトを続けてきた高校生。
  • カーター・グラント(ローガン・ミラー)
    ボーイスカウト3人組の中で一番のお調子者。
  • オギー・フォスター(ジョーイ・モーガン)
    3人の中で一番ボーイスカウト活動に熱心。
  • デニス・ルッソ(サラ・デュモン)
    高校を中退してストリッパーになったベンたちの元同級生。
  • ケンドル・グラント(ハルストン・セイジ)
    ベンが想いを寄せているカーターの姉。

感想(ネタバレ含む)ロジャースリーダーを責めてはいけない

ゾンビが登場する映画の冒頭シーンは研究所で発生した事故が描かれるのが定番。
『ゾンビーワールドへようこそ』も例に漏れず、とある施設で研究されていたゾンビが拘束から解放された事で一般の人間が犠牲になり、その後次々と・・・というパターン。

こういう系の作品を観ていて毎回思うのだけど、そもそも何の目的でゾンビを研究しているのかな?
ウィルスか細胞の研究か、何かしら意図があってやっているのだろうけど、何にしてもセキュリティが甘すぎる。

ゾンビをベッドで寝かせて拘束しているだけなんて、さらに夜間とはいえ施設に職員が一人だけって、この時点でおかしいですよ。
24時間体制で常時複数の職員で見張っておかないとダメですって。
だってゾンビなんだから。

案の定おバカな清掃員がやって来て、研究室に誰も居ないタイミングでやっちまいましたよ。
今作のゾンビはウィルスの空気感染の心配はないみたいで、直接噛みつかれた場合に感染。

『バイオハザード』の場合は空気感染から始まったので絶望的だったけど、噛みつかれなければ大丈夫という今作の設定は少し安心感があります。

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ゾンビに噛みつかないように逃げるという、ある意味で鬼ごっこのような感じですな。
とはいえ映画で観ている分には楽しいけど、私自身がゾンビに追われる状況になったら鼻水を垂れ流しながら逃げ惑うでしょうけどね。

主に野外活動を通じて自主性などを育むのがボーイスカウトの目的だけど、高校生になっても活動を続けている人は少数派みたいですね。
大体15歳くらいで卒業するのかな?

主人公3人のうちオギーが活動に熱心なので他の2人は辞めたいと言い出せずに高校生なってしまったという状況だけど、それでも結果的には活動を続けているのだからベンとカーターは偉いですよ。

スケベな事で頭がいっぱいの思春期少年カーターと、冷静に物事を判断できるベン
3人それぞれ性格が違うキャラクターのバランスも素晴らしい。

そんなボーイスカウト少年たちが山でのキャンプを切り上げて街に戻って来てみると、人々が既にゾンビ化して彷徨っているという色々と説明を省略し過ぎた状況になっています。

ベン達が山にいる間に何が起こったかは誰でも想像がつくので、街でどのように感染が広がったのかなどの余計なシーンが省略されていて正解だと思います。

私の予想ではベン達を率いていたボーイスカウトの隊長であるロジャース
この男が研究所から逃げ出したゾンビに噛みつかれた挙句に自分がゾンビ化して街で感染を広めたはず。

たごやま
たごやま

犯人はロジャース隊長や。
あのオッサンで間違いない!

でもロジャースが感染したのは不可抗力なので、彼を責めるのは酷かもしれない。
一番悪いのは、冒頭に登場したおバカな清掃員です!

ホームセンターでゾンビ対策アイテムをゲット

『ゾンビワールドへようこそ』が他のゾンビ作品と違うところは、主人公たちがボーイスカウトの知識を活用して戦うところ。

ホームセンターに売っている道具を応用して対ゾンビ用の兵器を作り出してしまうのが斬新。
単に売っている商品を使うのではなく、自分で加工して武器にしてしまうというのがボーイスカウトならでは。

アメリカではホームセンターで普通に銃を売っているらしいですね。
しかもチラシでお買い得な銃の宣伝をしているのだとか。
映画内ではそんな都合の良いシーンがなくて、さすがに銃売り場は登場しなかった。
主人公が高校生というのも関係しているのかな?

日本ではホームセンターで銃の入手は無理ですが「手持ちで使う芝刈り機」とかが有効。
移動手段として有効な自転車も確保できます。

とにかくゾンビが出現したらホームセンターに向かう事を頭に入れておきましょう(笑)

映画『ゾンビーワールドへようこそ』を視聴できるサブスク

私は『ゾンビーワールドへようこそ』を「Amazonプライムビデオ(アマプラ)」で視聴しましたが、サブスクは動画コンテンツが突然配信停止になる可能性もあるので最新の配信状況は公式サイトで入会前に確認してください。

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