昔のアーケードゲームのキャラクターが地球を侵略する刺客として送り込まれるコメディ作品。
宇宙人が作ったドンキーコングやパックマンの実写版が街を破壊しまくる。
この映画で一番恐ろしいと感じたのは宇宙人ではなく、回収した敵の残骸を応用して即座に新兵器を作り出してしまう米軍の技術の高さ。
やはり米軍は昔から宇宙人と接触していて、何かしらのノウハウを持っているのかも知れない。
『ピクセル』あらすじ
1982年にNASAが宇宙への友好メッセージとして打ち上げたアーケードゲームの映像が宇宙人に「宣戦布告」と受け取られてしまい、2015年にアメリカ軍事基地が攻撃を受ける。
アメリカ大統領はゲームオタクの幼馴染みを呼び出し、対策について相談する。
【見どころ】宇宙人は真剣に地球征服したいのか、ただの遊びか
- ピクセル(ドット絵)調ゲームキャラクターの姿をした宇宙人 vs 地球人
- パックマンやドンキーコングの他に一瞬だけマリオも登場
- 米軍の技術力には恐怖さえ感じる
【主要登場人物 / キャスト】幼馴染みが大統領の主人公
感想(ネタバレ含む)映画の中には小ネタが満載
数十年前にNASAが打ち上げたロケットに積まれていたアーケードゲームの映像を見て「宣戦布告」と受け取った宇宙人が地球に襲来してくる。
確かにゲームは敵を倒して進んでいく内容なので、何も知らない宇宙人は喧嘩を売られていると読み取っても不思議ではないですね。
宇宙人との戦いに勝利すれば地球は救われますが、本気で侵略しようと思えば有無を言わせずにあっという間に地球を征服できるはずなのに地球のゲームキャラクターを作り出して攻撃してきているところを見ると、宇宙人は完全に遊んでいるような印象を受ける。
別にそこまで真剣に深読みする映画ではないんですけど。
私は吹き替え版で観賞したのだけど、どこからともなく「アタタタタタァ!」という声が聞こえて気になっていて、後からエディの吹き替え声優が神谷明だったと知り納得しました。
映画の中にケンシロウが紛れ込んでいますww
もはや遊び心の小ネタが入っているというよりも、やりたい放題といった感じですね。
テトリスでブロックが消えると同時に徐々にビルが解体されて行くシーンは斬新で興味深かった。
物質をピクセル化する技術は、地球側は喉から手が出るほど欲しいはず。
ゲームキャラが実際に目の前に現れたら恐怖でしかない
映画を観ていて思ったのが、ゲームキャラが現実世界に現れて襲ってきたら恐怖でしかないという事。
ニューヨークの街中をパックマンが行進しているシーンは、もはやこの世の終わりですよ。
あれはゲームの中だから楽しめるのであって、現実世界に出現したらただの化け物にですからね。
ラドローは変態だから大丈夫だったとしても、普通の人は恐怖でパニックになります。
ゲームの中あるいは映画の中だから可愛いと感じるのであって、リアルで目の前にいたらビビりまくりでしょうね。
映画『ピクセル』を配信しているサブスク
主人公役:アダム・サンドラーと大統領役:ケヴィン・ジェームズは、『チャックとラリー おかしな偽装結婚!?』というコメディ作品でW主演しています。
妻に先立たれたシングルファーザーが、市から補助金をもらうために同僚に同性婚を申し込む内容のコメディ作品。
『ピクセル』は内容が有って無いような作品ですが、こちらはコメディだけど真剣に楽しめます。
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