この映画はテレビドラマから続く劇場版1作目。
主人公の職業は信用詐欺師。
信用詐欺とは相手に取り入って信用を得た上で詐欺行為を行うので、考えようによっては普通の詐欺師よりもタチが悪い。
その分、得る物も大きいみたいだけど犯罪です。
しかし、ダー子たちが騙す相手は裏の世界で私腹を肥やす悪人ばかりなので、騙された側も警察に頼る訳にはいかないという事情がある。
ダー子達は私利私欲のために仕事をしているので、義賊という訳ではありません。
『コンフィデンスマンJP ロマンス編』あらすじ
ダー子、ボクちゃん、リチャード、五十嵐たちコンフィデンスマン(信用詐欺師)チームが今回のターゲットに選んだのは香港の氷姫と呼ばれる女帝。
裏切り自由のルールの中、誰が味方で誰が敵なのか、最後に笑うのは・・・
【見どころ】最後まで意外な展開の連続
- 騙されたと思ったら逆に騙している側だったり、敵のはずが味方だったりと予想外の展開が楽しい
- 赤星会長のリベンジなるか
- ダー子が弟子を取る
登場人物(キャスト)今となっては色々と・・・
感想(ネタバレ含む)過去のオサカナ・赤星が再び登場
主要キャラの年齢設定は無いみたいだけど、テレビドラマ版も含めて毎回数カ月単位で時間が進むので、ドラマ第1話の時から計算すると結構な時間が経過しているような気がするけど、そういう細かい事は気にしてはいけません。
今回のターゲットは氷姫の持つ時価数百億といわれるパープルダイヤという事で決まり、早速香港へ。
いつの間にか五十嵐も加わっている。
世の中の成功者というのは、なぜか占いに頼る人が多いですよね。
頼るというよりもゲン担ぎみたいな意味合いがあるのかも知れないけど、アフリカでは魔術師なんて職業まで存在しますからね。
呪術師だったかな?
成功者といわれる人は実は小心者な人が多くて、自分を導いて欲しい気持ちとかがあるのかも!?
場面が変わって、登場したのは赤星という男。
日本のゴッドファーザーと呼ばれる闇社会の実力者で、表の顔は公益財団の会長。
ドラマ版の第1話でダー子達にオサカナ(標的)にされた人物。
赤星会長にリベンジのチャンスが訪れた。
どうやら赤星も香港で何かの商売しようと企んでいるようです。
ダー子達への復讐に燃える会長はどんな形で登場するのでしょうか。
テレビ版第1話のパラシュート事件以来、ずっと三人を探していたみたいだけど今回ようやくですよ。
それにしても今まで見つからなかった三人が凄いのか、赤星会長の部下が頼りないのか。
今回は香港に出張しているけど、普段はずっと日本に居たはずなのにダー子達の捜索は難航していた模様。
日本という国も案外狭いようで広いですからね。
誰が味方で誰が敵なのか・・・
詐欺師たちの騙し騙されの混乱の中に現れた、あの因縁の人物。
主要な登場人物がほぼ全員悪人なので誰が味方で誰が敵か、何が真実で何が嘘か。
ジェシーは本当にダー子の元カレなのか。
どこからが騙しなのか、いつから始まっていたのか。
と、いつもの調子で真相が語られます。
赤星会長の動向も気になる所だけど、やはり注目なのはジェシー。
そしてもう一人、モナコという女の子。
ダー子は弟子を取るようなタイプには見えないけど、どうなんでしょうか。
これはもう最後まで観て初めて、「そういう事だったのか!」となります。
次回作 『コンフィデンスマンJP プリンセス編』あらすじ・感想
大富豪の10兆円の資産を狙い、伝説の島に世界中から詐欺師たちが大集合!
次回作も赤星会長が登場するみたいだけど、今度こそはリベンジできるかな(笑)
映画『コンフィデンスマンJP ロマンス編』を配信しているサブスク
『コンフィデンスマンJP』は元々フジテレビ系列で放送されていたテレビドラマから映画に続くという流れになっていて、登場人物もテレビ版を観ておかないと把握し辛いところがあります。
フジテレビが運営しているサブスクの「FODプレミアム」は映画とテレビ版の両方を視聴できるので動画配信サービスをどれにしようか迷っている方は選択肢に入れてみてください。
「FODプレミアム」はフジテレビ系の過去のドラマやアニメを配信しているので懐かしい作品を再び楽しめるのと、追加料金なしで雑誌が読み放題になる特典が付いてくるのが特徴です。
ドラマ版は見なくても大丈夫という方は「Amazonプライムビデオ」等で配信されていると思いますが、見放題ではなくレンタル作品となっている可能性があるので公式サイトで確認してください。