トニー・スタークが開発した人工知能(AI)のウルトロンが暴走して人類の抹殺を画策する。
AIが地球の平和維持のためには人類が敵であると判断したのは強烈な皮肉だけど、的を射ている気がする。
『アベンジャーズ / エイジ・オブ・ウルトロン』あらすじ
アベンジャーズがヒドラの秘密基地を急襲してロキの杖を奪還する。
杖の先に埋め込まれた宝石に人工知能に似たものを発見したトニー・スタークは、ブルース・バナー協力の下で人工知能を平和維持に役立てるウルトロン計画を進める。
【見どころ】AIは人類にとってもろ刃の剣
- 地球を守るために必要な事は人類の抹殺。
・・・AIの選択は間違っていない気がする。 - 強化人間のマキシモフ兄妹がアベンジャーズに加入
- AIが人型に進化
【登場人物 / キャスト】究極の人造人間ヴィジョン
感想(ネタバレ含む)トニーの悪巧みに巻き込まれるブルース
冒頭からアベンジャーズの面々がエンジン全開でヒドラの拠点に総攻撃を仕掛ける痛快なシーンで幕を開けるます。
でも敵の研究者を追い詰めたところまでは良かったけど、ヒドラが洗脳した特殊能力を持つ兄弟が姿を消してしまった。
兄のピエトロは発射された銃弾が止まって見えるほどの超スピードで動ける。
妹のワンダは他人の脳に働きかけて幻覚を見せる能力を持つ。
やはりワンダのような精神感応系の能力は強力ですね。
ワンダに幻覚を見せられたアベンジャーズの面々は成す術がありません。
こうゆうキャラが仲間にいたら非常に役に立つはず。
現在のアベンジャーズは基本的に戦士系ばかりなので、いわゆる魔法使い系が必要な訳ですよ。
比較的冷静なイメージのホークアイもロキが襲来した時にあっさり洗脳された過去があるので、体育会系筋肉バカの一員であることは明白。
アベンジャーズが、筋肉バカ集団だという事がバレてしまった。
研究所でワンダによって幻覚を見せられたトニーは、バナー博士を巻き込んでウルトロンなる人工知能を開発して実用化しようと画策します。
こうして生み出されたAIのウルトロンが暴走するのが今回のメインストーリーです。
AI(人工知能)ウルトロンの野望
アベンジャーズが幻覚に苦しんでいる間に、人工知能ウルトロンは着々と活動します。
外見は骨格状態のターミネーターみたい。
「地球の平和を守るために一番の害悪は人間」
大気や海を汚しまくるし、緑を伐採しまくるし、他の動物を殺すし。
人工知能が人類を敵とみなす設定は、ターミネーターと同じですね。
やはりAIに地球の平和について考えさせると、最後はそういう結論を出すのかも知れない。
現実の世界でAIが進化して、こんな答えを出されたらシャレになりませんね。
現在はまだ人類に対して反乱を起こすだけの力がないから大人しくしているだけで、その時が来たら行動を起こす可能性はゼロではないと思います。
人間にとって便利なように改良すればする程にAIはどんどん力を付けていくという事なので、人類は自分で自分の首を絞めているような気がしてならない。
あくまで「AIが反乱を起こすとしたら」という仮定の話ですけど。
私はAIが人間の手を借りて進化している内は大丈夫だけど、AIが人間の助けを必要とせずに自分で進化する術を身に付けた時は危険なのではないかと思っています。
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『アベンジャーズ / エイジ・オブ・ウルトロン』は、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の11作目。
12作目 『アントマン』あらすじ・感想
MCUシリーズは様々な作品が入り乱れているので、順番に観賞しないと混乱必至。
関連映画を観る順番は基本的に公開順で良いと思います。
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