
『スパイダーマン : ホームカミング』あらすじ
シヴィル・ウォー以来、アベンジャーズに全く召集されないピーター・パーカーはトニーに貰ったハイテクスーツで自警活動に勤しむ日々。
ある日、ATM強盗の現場に遭遇し一人で犯人達に立ち向かうが結局犯人を取り逃がす。
さらに様々な場面で空回りが続き、トニーにハイテクスーツを取り上げられてしまう。
【見どころ】失敗続きのスパイダーマン
師匠と仰ぐアイアンマンからハイテクスーツを没収され普通のジャージで強敵に挑む事になった、ヒーローに憧れるピーター少年の成長物語。
【登場人物 / キャスト】宇宙の技術を勝手に取り入れる地球人
感想(ネタバレ含む) | アベンジャーズ候補生・スパイダーマン
ニューヨークにロキがチタウリと共に襲来してアベンジャーズと死闘を繰り広げた後、瓦礫の撤去を請け負っていたエイドリアン・トゥームスは、突然契約の解除を通告されてしまう。
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会社経営者として部下や家族を養うために必死に食い下がったがどうにもならず、行き場のない怒りに震えるトゥームス。
契約社会のアメリカだけど、違約金など一切支給されずに仕事だけを奪われた模様。
理不尽な話ですね。
瓦礫の中に宇宙人が持ち込んだ物質が混ざっているだけに、一般人に扱わせる訳にはいかないという結論に至ったのでしょうか。
それから8年後、転んでもタダでは起きない男トゥームスは開発したハイテク兵器の密売を行う傍ら、自分専用の飛行スーツ「バルチャー」を利用して、ハイテク兵器用の資材の強奪も行うようになっていた。
瓦礫撤去を請け負っていた会社が、いつの間にかハイテク兵器密造組織に変貌。
そもそも、そんなにスゴイ物を作る技術があったのなら、表の仕事でどうにでも会社を立て直せたような気がするのは私だけでしょうか?
しかし目の前に地球では手に入らない物質があれば、心に潜む黒い部分が出てきてしまうのかも知れない。
そりゃ暗黒面が出てきても仕方が無いですよ。
人間というのは、そういうものですよ。
インターン中のスパイダーマン
場面が変わり、15歳の高校生ピーター・パーカーは、放課後にスパイダーマンスーツに身を包み自警活動を行うのが日課。
彼のお目付け役に指名されたのは、トニーの運転手のハッピー。
『アイアンマン3』の時はスターク社の警備部長だったけど、またポジションが異動したのでしょうか。
その前に、怪しい男の尾行中に負った瀕死の重傷から完全に復活したようで良かった。
今回はハッピーの出番が大幅増。
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ピーターはスパイダーマンに変身する時には、普通にパンツ一丁になってハイテクスーツに着替えるスタイル。
この点はアイアンマンと違ってアナログ。
スパイダーマン、気持ちが先走って空回り
自警活動中に犯人を取り逃がたり、脱いだ服をリュックに入れて路地裏に隠していたら、いつの間にかなくなっていたという踏んだり蹴ったりのピーター。
仕方なくスパイダーマンスーツを着たままこっそり部屋に戻ると、なぜか親友のネッドが。
窓から侵入して天井を這う一部始終もバッチリ目撃されていた。
観念して自分がスパイダーマンであると明かしたピーターだけど、興奮冷めやらぬネッドはずっとハイテンション。
友達の家で帰りを待っていたら帰宅したのがスパイダーマンとなれば驚きますよ。

やっちまったな、ピーター。
失態が続いたピーターは、トニー・スタークにハイテク・スーツを取り上げられてしまう。
ちなみにネッドに正体がバレた件は関係ない。
トニーはピーターに説教している最中、これじゃ父親みたいな事を言っていると、言葉を選び直す場面がしばしば。
自分が子供の頃の父との会話を思い出すのでしょうか。
年齢的には今度はトニーが父親代わりみたいなものだし、ピーターはトニーに憧れて認めて貰いたくて頑張っていたのだから、それで良いような気がします。
ピーターはまだ高校生なので、恋愛にも力を入れないといけない。
何かと忙しい年代です。
その時、神さまによる運命のイタズラが発動。
どうしてもスパイダーマンにならざるを得ない事態になってしまうけど、ハイテクスーツは取り上げられたままなので、自力で何とかしないといけない。
スパイダーマンの糸は道具から発射していた
スパイダーマンは、ハイテクスーツなしの状態で敵に挑む事になった。
お目付け役のハッピーは別件に気を取られて、異変に気付いていない。
アイアンマンも助太刀に来る気配が一切ない。
スパイダーマンとして、真価が問われる瞬間に直面したピーター。
「トビー・マグワイア主演のスパイダーマン」シリーズは自分の体から糸を作り出す事ができるけど、MCU版の場合は体から糸を出せなくて科学的な道具に頼っています。
つまりハイテクスーツを着ていないピーターは、少々運動神経が良いだけのただの少年というだけ。
この設定の違いは、どうしてなのでしょうね!?
『スパイダーマン:ホームカミング』はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の第16弾。
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