前作のメトロポリスで繰り広げられたスーパーマンとゾッド将軍の戦い はビルの崩壊や多数の死傷者を出すなどの多くの被害が出た。
崩壊したビルの所有者で実業家のブルース・ウェインは、自社ビルと共に複数の社員を失いスーパーマンに対する不信感を募らせます。
クリプトン星から来た宇宙人同士の戦いが地球で繰り広げられた結果、甚大な被害が出たという事なんだけど、コンクリートの壁にぶつかっても平気な顔をしているし、目からビームを出すような連中の戦いだから、もはや漫画のような光景ですよ。
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』あらすじ
スーパーマンとゾッド将軍の戦いで自身が経営する会社のビルを破壊され社員が犠牲になった事で、スーパーマンの力を警戒し始めるバットマン。
そして様々な勢力の思惑が交錯する中、遂にバットマンとスーパーマンが直接対決!
【見どころ】スーパーマンを危険視するバットマン
- バットマンは体を鍛えているとはいえ中身が普通の人間
- スーパーマンを弱らせるアイテムが存在
- スーパーマンと車がぶつかると・・・車が破損する(笑)
【登場人物 / キャスト】バットマンの正体はダンディなおじさん
感想(ネタバレ含む)スーパーマンに不信感を募らせる人物
スーパーマンは地球の平和を守るために戦ったという事はみんな分かっているけど、それにしても被害が大きすぎるという思いを抱いた人が少なからずいる。
その一人がブルース・ウェインという人物。
実はこの人、会社を経営する大富豪であると同時に20年間にわたりゴッサムシティで悪と戦い続けているバットマン本人。
そして執事のアルフレッド・ペニーワース以外に彼の正体を知る者はいない。
スーパーマンは颯爽と敵の前に現れて超人的な力で悪を粉砕するのは良いのだけど、その際に一般人が巻き込まれることがある。
対してバットマンは闇夜に暗躍し、犯罪者にお仕置きをした後にコウモリマークの焼き印を体に刻んでそのまま放置。
そもそも制裁対象が犯罪者ではあるけれども、人々から正義の味方というよりも闇の執行人みたいに思われている。
同じ正義でも光と闇の存在。
スーパーマンのやり方は、バットマンの美学に反するという事でしょうか。
ブルース・ウェインがバットマンとしての正体を隠して父の会社を継いで会社経営をしているのと同様に、スーパーマンはクラーク・ケントとして黒縁眼鏡をかけて新聞社で記者として勤務している。
そもそも眼鏡をかけたくらいで、正体を隠せるものなのか?
スーパーマンの時は普通に素顔を晒してるし。
今のところ彼の正体を知る恋人のロイス・レイン以外にはバレていない模様。
絶対におかしい、バレるやろ。
伊達眼鏡をしたくらいで隠せる?
バットマンは変なマスクを被って太い声に偽装しているんやで?
ヒーローチームの結成を決意するバットマン
スーパーマンへの不信感を募らせる一方でブルースは別の悪の匂いを嗅ぎ取り、調査を開始する。
そこでクリプトン星人であるスーパーマンを弱体化させるアイテムの情報を入手。
来るべき対決に向けての最重要アイテム。
完全に戦うつもりでいるブルース。
アイテムの名は来クリプトナイト。
この鉱物に触れるとスーパーマンは弱体化するとの事。
しかし敵を葬りつつ目的の鉱石の運搬トレーラーに迫りあと一歩で奪取という時に、突然スーパーマンが現れ車に衝突して車ごと弾き飛ばされるバットマン。
普通は逆なんですがね。
ぶつかった車の方がダメージを受けるという意味が分からない展開になります。
スーパーマンは涼しい顔でバットマンの車に近付きドアを無理やりこじ開け、初めて両者の対面が実現。
スーパーマンは、そもそも何をしに来たのでしょうかね?
カーチェイスを察知したから止めに来ただけなのか、それともバットマンに会いたかったのか?
なんだか分からないけど、今回は見逃してもらえました(笑)
悔しい表情のバットマンだけど、まともに戦えば勝ち目が無いので、まずはクリプトン鉱石(クリプトナイト)を手に入れなければならない。
運搬中の奪取には失敗したけど、後日、展示場からあっさりと盗み出す事に成功。
空になった展示ケースにはコウモリマークのエンブレムを残し、誰の仕業かをしっかりとアピール。
ルパン三世か!
お目当てのクリプトン鉱石を手に入れたブルースは、さらにアルフレッドと共に対スーパーマン用の特殊スーツも開発。
これで準備は万全。
その程度で車にぶつかってもビクともしない相手に勝てるとは思えませんけどね。
そもそもバットマンが勝手に闘志を燃やしているだけで、スーパーマンは別に戦いたいとも思っていない。
クリプトン星人同士の戦いの影響で自社ビルを壊されて社員に犠牲者が出たから、
「コイツは危険だ、始末しなければならない。」
ある意味逆恨みしているバットマン。
スーパーマンからしたら迷惑な話ですよ。
しかもクリプトナイトなんていう危ない物質まで手に入れてるし。
でもスーパーマンもある事情で戦わざるを得なくなる。
ヒーローというのも色々と難儀な商売ですな。
構図としては最新の武器を装備した普通の人間 vs 化け物。
どう考えてもバットマンが不利だけど、クリプトナイトを有効に使って互角の戦いを繰り広げる意外な展開になります。
弱体化アイテムは結構使えるんですね。
最終的に別の敵が登場したおかげで戦いはお預けとなったのだけど、本気でやり合っていたらバットマンは退場させられていたと思います。
今回の戦いをきっかけに、特殊能力を持つ人間メタヒューマンを集めて正義の特殊チームを作ろうと決意したブルース。
何だかアベンジャーズみたいになってきましたが、中心となるのがメタヒューマン。
バットマンは例外だけど、他のメンバーは特殊能力を持つ超人。
どんなメンバーが集まるのか楽しみです。
映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』を配信しているサブスク
DC系の映画はマーベル系と同様に登場キャラが同じ世界観を共有している設定だけど、マーベル映画ほどには連携していない感じがします。
アクアマンやワンダーウーマンを単独で観ても違和感なく楽しめます。
しかし作品数が増えるにつれてにキャラクター同士の関係性を知っておく必要性が生じると思うので、「U-NEXT」などのサブスク動画配信サービスを利用して一通りの関連作品を観ておいた方が良いと思います。
ただ、今のところ観る順番にはあまりこだわらなくても良いかもしれません。
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』はDCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)の2作目。
サービス名 | 月額料金(税込) | 同時視聴できる端末数 | 無料お試し期間 |
---|---|---|---|
U-NEXT | 2,189円 | 4台 | 31日間 |
Hulu | 1,026円 | 4台 | ✕ |
Amazonプライム | 600円 | 3台 | 30日間 |