『特捜部Q キジ殺し』あらすじ・感想 | 最後は度肝を抜かれる展開に!

『特捜部Q キジ殺し』の詳細情報

公開年  : 2013年
上映時間 : 2時間
製作国  : デンマーク・スイス・スウェーデン
監督   : ミケル・ノガール
キャスト : ニコライ・リー・カース / ファレス・ファレス / ヨハンヌ・ルイーズ・シュミット 他

『特捜部Q キジ殺し』登場人物(キャスト)

カール・マーク(ニコライ・リー・カース)
不愛想だけど正義感が強い熱血刑事、息子との関係に悩む。

アサド(ファレス・ファレス)
冷静沈着なカールの相棒の刑事。

ローセ(ヨハンヌ・ルイーズ・シュミット)
特捜部Qに転属してきた美人秘書。

ディトリウ・プラム(ピルウ・アスベック)
実業家と成功している富豪。

キアステン / キミー(ダニカ・クルチッチ)
ディトリウの寄宿学校時代の同級生。

あらすじ | 20年前の事件を再調査する特捜部Q

デンマーク・コペンハーゲン警察署の地下室を活動拠点とする「特捜部Q」
当初は署内の厄介者が左遷される様な扱いで新設された部署だったが、未解決だった美人議員失踪事件を解決に導いた事で評価が一変。

熱血漢で暴走気味の刑事・カールと彼のブレーキ役として欠かせないアラブ系のアサド。
さらにカールの要望で新たに配属された女性秘書・ローセ。

3人体制となって初めて挑む事件は、20年前に起こった双子の兄妹殺害事件。
この事件は犯人が逮捕されて服役を終えているので未解決扱いではなかったけど、ある人物との接触と異常に短い犯人の刑期に疑問を感じたカールがアサド達を巻き込み再調査を開始する。

感想(ネタバレ含む) | 寄宿学校は厄介者の巣窟

事件の舞台となるのは上流階級の子女が学ぶ寄宿学校。
貴族文化の名残があるのか、未だに続いているのかは分かりませんが、とにかくお金持ちの令息・令嬢がいる全寮制の学校。

アサド曰く、寄宿学校は問題児が放り込まれる場所。

被害者の父から託された資料

そもそもこの事件を再捜査するきっかけになったのが、被害者の双子兄妹の父親がカールに捜査を依頼しようと接触してきたのがきっかけ。
カールは忙しいからと無視したが、その日の夜に父親は自ら命を絶ってしまった。

父親は元警察官で、当時の事件をきっかけに退職。
独自の調査で犯人は他にいるとの確信を持ち、カールに無念を晴らして欲しかったみたいです。

色々と調べていく内に、当時は寄宿舎周辺で暴行事件が頻発していた事が判明。
なんだかキナ臭くなってきましたね。
その中で特に注目すべきなのが双子兄妹殺人事件。

事件直後に自首して服役を終えているビャーネという男を訪ねるカールとアサド。
彼は高級車を所有し住んでいる家は豪邸、上流階級出身ではない彼に何故こんな生活が出来るのかと尋ねてみると、出所直後の株式投資ブームに乗って儲けたとの事。

刑期がたった3年という事については、優秀な弁護士のお陰だという。
父親が失業中で借金があり母親は専業主婦なのに、どうやって弁護士費用を・・・

確かに怪しいですな。

寄宿学校の生徒と地元に住むビャーネは実は不良仲間だった。

お金持ちの子供といっても思春期の少年少女だから中には不良グループもいます。
学校を抜け出して飲酒したり、イケナイ葉っぱを吸ったりして悪さをしていたというわけです。

捜査線上に気になる人物が浮上

そこで捜査線上に浮上したのがディトリウという男。
現在は実業家として大成功。

単に親の後を継いだだけの可能性が高いですが、その辺の描写はありません。

彼は妻の浮気相手を痛めつけ、その相手が運ばれた病院で定期的に大金を渡す条件で本人に口止めをします。
おそらく昔からこういう事を繰り返してきて現在に至るのでしょうね。
という事は・・・

事件解明の鍵を握るのはキアステン(通称キミー)。
彼女の回想からディトリウがとんでもない悪党だという事が判明。

現在のキミーは完全に病んでいて、他人を誰一人信用しない。
捜索の末にキミーに辿り着いたカールは、彼女に鉄パイプで殴られて意識をを失う。

カールが一人で暴走し過ぎて、挙句の果てに病院送り。
何やってんねん、このオッサン。

そんな時でも冷静なアサド。
未だに謎に包まれた紳士的な男。
原作小説を読めば詳しい事が分かるのかも知れないけど、私は読んでいません。
イスラム教徒だという事は分かっているんですが。

ラストが非常に衝撃的で、ある意味これで良かったのかとも思えるし、モヤモヤ感が残る部分もある。
双子の父親が生きていれば、彼自身の気分は晴れたかも知れないし、納得しないかもしれない。
カール達にとっては、どうなんでしょうね。

そんな事よりも、カール&アサドが狩猟用の麻酔銃で撃たれて捕まる場面。
ある意味では合理的な方法かもしれないけど、動物用のやつですよ!?

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カールを陰日向に支える謎多き男・アサド

今作でもアサドの生い立ち等が色々と謎のままだけど、メチャクチャ良い奴です。
破天荒で口下手な暴走刑事・カールを上手くコントロールする人格者。
アラブ系で髭面、そして長身でスマートな体型で冷静沈着。
カールがスーツ姿なのに対してアサドは革ジャンを愛用。
濃いめのコーヒーが大好き。
アサド曰く、コーヒーとミルクはパートナーではない。
ブラック以外は認めないこだわり派。

ちなみにカールは奥さんと別居中で義理の息子と同居しているが、距離感に悩んでいる模様。
前作で息子の口から出た話では、奥さんは画商とただならぬ関係だそう。

そして新加入の美人秘書・ローセが優秀。
暴走するオッサンについていけず辞表を出す直前だったけど、アサドの説得で思い留まる。
彼女には続編でもっと活躍してもらいたい。

第三弾『特捜部Q Pからのメッセージ』

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