
『シャーロック・ホームズ』あらすじ
1890年、ロンドンの某所で5人の女性を儀式と称して殺害したブラックウッドが警察に逮捕され、3ヶ月後に絞首刑が執行された。
しかし執行から数日後、墓が内部から破壊されブラックウッドが歩いている姿が目撃される。
私立探偵のホームズと助手のワトソンは、事件の真相解明に乗り出す。
【見どころ】主人公が二人とも武闘派の探偵コンビ
- 頭が良いけど面倒臭い性格の男・ホームズ
- 医師であり・ギャンブラーでもある相棒のワトソン。
- 敵か味方か、怪しい女・アイリーン。
【登場人物 / キャスト】ワトソンは常識人に見えてギャンブル狂
感想(ネタバレ含む) | ホームズとアイリーンの関係が面白い
舞台が1890年で場所はロンドン。
主人公は有名なシャーロック・ホームズですが、何ヶ月も外出せずに部屋に閉じこもっていたり、ワトソンの飼い犬を変な薬で仮死状態にする実験をしたり、何時間もかけてハエを集めてバイオリンの音色を聞かせたり・・・
知能指数は高いけど精神年齢が普通の人より大幅に低いのかな!?
私は原作小説を読んだ事が無いのでホームズの人物設定を調べてみたら、頭脳明晰で冷静沈着、拳銃の腕は弾痕でアルファベットの文字を書けるほど一流でボクシングも嗜んでいて、化学にも精通している。
しかし事件が無い日が続くと、退屈過ぎて(当時は合法)薬物に依存する傾向があった。
薬物ついてはワトソンが時間をかけてやめさせた模様。
完全に奇人変人の類ですな。
「事件・・・事件・・・ハァハァ」的な状態になるのでしょうか(笑)

ワトソン君がいなかったら完全に廃人やで、この人。
ちなみに原作ではワトスン。
音に出すとワトソン、文字にするとワトスンといった感じでどちらでも良いみたい。
ホームズとワトソンは武闘派
この作品の面白いところは謎解き要素もさることながら、主人公のホームズと助手のワトソンの二人が武闘派でアクションシーンが多いという部分。
ホームズは格闘技経験があって、ワトソンも戦争に従軍していた経験がある。
原作によるとワトソンは戦争で足を負傷したみたいで、映画内では軽く片足を引きずっていて普段は杖を持っている。
ちなみにワトソンが使用している杖は、剣にもなる仕込み杖。
暴力を一切使わない紳士的な天才探偵ではなく、こういう野性的な人の方が多面性があって好きです。
怪しい魔術師・ブラックウッド卿
今回の敵は黒魔術的な怪しい儀式で人々に恐怖心を植え付けてロンドンを支配しようと目論む、ブラックウッドという男。
しかしホームズの手にかかれば、怪しい黒魔術のカラクリは科学的に解明されてしまいます。
結局はブラックウッド卿の一連の事件にはタネも仕掛けもあったのだけど、ラストでしっかりと伏線が回収されて面白かった。
最後に気になっていた事がスッキリするので、見逃しは厳禁です。
この作品の見所は人間関係
この作品は続編があり、ブラックウッド卿は所詮は噛ませ犬的な存在にすぎずハッキリ言ってどうでも良いのですが、気になるのはアイリーンという女ですよ。
ホームズとアイリーンは、ルパンと峰不二子のような関係にしか見えない。
この作品はただ謎解き要素だけに収まらずアクションシーンが多めで、ホームズとアイリーンの敵なのか味方なのか分からない関係が楽しい。
しかし全体的に一番の見所は、いつも散々に振り回されながらもホームズを放っておけずに手助けをしてしまうワトソン医師の優しさ。
事件現場ではワトソンがホームズに救われるシーンもあるけど、私生活ではワトソンがいるお陰でホームズは何とか生きていけているのではないでしょうか。
石川五右ェ門的なキャラはいないけど、ホームズ・ワトソン・アイリーンはルパン・次元・不二子の三人の関係に当てはめるとピッタリとハマって見えるのは私だけでしょうか!?
この映画は原作小説や他の人が演じた作品を知らなくても十分に楽しめます。
今回は、天才だけど私生活はダメ人間の探偵と彼をサポートする助手の医師、そして過去にホームズと因縁がある女の3人が、怪しい黒魔術師と対決する話。
次回作は、原作でホームズの宿敵となるモリアーティ教授が登場。
映画『シャーロック・ホームズ』を視聴できるサブスク
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