『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』あらすじ・感想 | ハーマイオニーの女心に気付かないモテない男子二人

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』の詳細情報
  • 公開年  : 2005年
  • 上映時間 : 2時間 37分
  • 製作国  : アメリカ合衆国・イギリス
  • 監督   : マイク・ニューウェル
  • キャスト : ダニエル・ラドクリフ / ルパート・グリント / エマ・ワトソン / ロビー・コルトレーン / レイフ・ファインズ / マイケル・ガンボン / ブレンダン・グリーソン / ジェイソン・アイザックス / ゲイリー・オールドマン / ミランダ・リチャードソン / アラン・リックマン / マギー・スミス / ティモシー・スポール / フランシス・デ・ラ・トゥーア / ペジャ・ビヤラク / デイビッド・ブラッドリー / ワーウィック・デイヴィス / トム・フェルトン / ロバート・ハーディー / シャーリー・ヘンダーソン / ロジャー・ロイド・パック / マーク・ウィリアムズ / スタニスラフ・アイエネフスキー / ロバート・パティンソン / クレマンス・ポエジー 他

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』あらすじ

ホグワーツ魔法魔術学校を舞台に三大魔法学校対抗試合が開催されることになり、各校一人の代表者が選出されるが、どういう訳かハリー・ポッターが4人目の選手として出場する事に。

ハリーとハーマイオニーにはそれぞれ恋の予感、ロンは面倒な思春期男子に変貌。

【見どころ】三大魔法学校による対抗試合

ロンが恋にうつつを抜かしている陰で、ハリーが人知れず失恋。
ハーマイオニーは鈍感男子二人に終始イライラが止まらない。

【登場人物 / キャスト】

  • ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)
    ホグワーツ魔法魔術学校4年生。
    同級生で同じグリフィンドール寮のロンとハーマイオニーとは親友。
  • ロン・ウィーズリー(ルパート・グリント)
    魔法族ウィーズリー家の六男。
    成長して体格が良くなったけど今回は思春期男子全開。
  • ハーマイオニー・グレンジャー(エマ・ワトソン)
    勤勉で優秀な生徒で、ハリーとロンの知恵袋的な存在。
  • ドラコ・マルフォイ(トム・フェルトン)
    純血のエリート家系出身でプライドが高いハリーの同級生。
  • セドリック・ディゴリー(ロバート・パティンソン)
    ハリーより2学年上の優秀で心優しい性格のグリフィンドール寮生。
  • ビクトール・クラム(スタニスラフ・アイエネフスキー)
    ダームストラング専門学校の生徒で三大魔法学校対抗試合の代表。
  • フラー・デラクール(クレマンス・ポエジー)
    ボーバトン魔法アカデミーの生徒で三大魔法学校対抗試合の代表。
  • アラスター・ムーディ(ブレンダン・グリーソン)
    ダンブルドアの依頼で「闇の魔術に対する防衛術」の教授に就任。
  • アルバス・ダンブルドア(マイケル・ガンボン)
    ホグワーツ魔法魔術学校の校長。
  • ミネルバ・マクゴナガル(マギー・スミス)
    「変身術」の教授。
  • ルビウス・ハグリッド(ロビー・コルトレーン)
    ハリーたちが3年生の時に「魔法生物飼育学」の教授に就任したホグワーツの森番。
  • セブルス・スネイプ(アラン・リックマン)
    「薬物学」の教授でスリザリン寮監。
    何故かハリーを目の敵にしている。

感想(ネタバレ含む) | ダンスの相手が見つからない!?

魔法学校の4年生に進級したハリー・ポッター。
日本でいうところの中学三年生に当たります。

今回はホグワーツを含めた三大魔法学校の対抗戦が開催されることになるのだけど、上級生しかエントリーできないはずの代表選考で何故か参加資格のないハリーも選出されてしまう。
間違いなく誰かの陰謀だけど、一体誰の仕業なのでしょうか!?

新学期が始まって早々に余所の地域から2つの学校の生徒たちがホグワーツを訪れて、ダンブルドア校長の口から対抗戦の開催が宣言される。
といっても出場するのは各校の代表者一人だけ。

原作者のJ・K・ローリング氏によると世界の11箇所に魔法学校が存在するそうで、その内の1校は何と日本にあるとの事。

ダームストラング専門学校(映画に登場)
映画では男子校っぽい雰囲気だったけど、情報によると男女共学。
入学資格は純血の魔法使いの子息のみ。
所在地は秘密だそうで、訪れた者には帰り際に本人同意の元に忘却の魔法がかけられる。
お前は何も見なかった・・・的なことになるのでしょうか。

ボーバトン魔法学校(映画に登場)
映画では女子校みたいな感じに見えたけど、こちらも男女共学。
フランスにある優雅な雰囲気の魔法学校。

ワガドゥー
アフリカの山脈に存在する魔法学校。
今でも呪術師とかが存在する地域なので色々と凄そうですね。

カステロブルーシュー
ブラジルの熱帯雨林のどこかに存在する魔法学校。
マグルにはただの廃墟にしか見えないように魔法で校舎が守られている。

イルヴァーモーニー
アメリカの東海岸にある魔法学校で、お国柄が感じられる民主的な雰囲気。

マホウトコロ
日本の南硫黄島という無人島にあるそうです。
魔法界で人気のスポーツであるクィディッチの強豪。
入学時に生徒に与えられるローブの色が白くなると除名されて退学になる厳しい学校。
日本にも魔法省があるらしく、白いローブは魔法の法律に違反した証。

現在判明している学校は全体の約半分。
他の魔法学校の場所は何処にあるのでしょうか。
海底とか天空とかだったら面白いですね。

またまた「闇の魔術に対する防衛術」の新たな先生

毎年のように何かしらの問題が発生して空席になる「闇の魔術に対する防衛術」の教授。
今回も個性的な人物がやって来ましたよ。

その名はアラスター・ムーディ。
闇払いとして数多あまた死喰い人デス・イーターをアズカバン刑務所送りにしたヤリ手の魔法使い。
アズカバンといえば、あの恐ろしいディメンターがいる場所。
昔の日本で例えると網走刑務所みたいな感じでしょうか。
全然違うような気もしますけど。

死喰い人とは、ヴォ・・・決して名前を出してはいけないあの人に従っていた闇の魔法使いたち。
純血主義思想の元にマグル(魔法が使えない人間)の血を排除して魔法使いだけの理想郷を作ろうとしていた集団で、魔法界の法律を平気で破る危ない連中。

そんな危ない連中と戦い続けている正義の味方のような男。
頼もしいじゃないですか。
ちょっと見た目が変で魔法の義眼が気持ち悪いけど、何かとハリーを助けてくれます。
まさかとは思うけど、今回は大丈夫でしょうね・・・

三大魔法学校対抗試合をホグワーツで開催

対抗試合は場合によっては命を落とすような危険な大会らしく、参加資格は上級生に限定されていたにも拘らず、なぜか参加できないはずのハリーが立候補していた。
これはもちろん本人ではなくて、何者かの手によるもの。

各学校から一人が代表者として選ばれるのがルールだけど、今回は魔法の炎が選んだので仕方ないという事でハリーも強制参加させられる。

毎度毎度の事だけど、本当にトラブルに巻き込まれる人ですね。

この時にちょっとした騒動があって、ロンが思春期男子全開状態になってハリーと気まずい状態になってしまう。
もう14~15歳になる年代なので、少年の心は色々と揺れ動く訳ですよ。

さらに思春期といえば、せっかく他の学校の生徒が来ているのだからという事で舞踏会が開催される事になり、それぞれに男女のペアを作らないといけなくなってしまった。

基本モテない男子のハリー&ロンですよ、どうするつもりでしょうか!?
ハーマイオニーは驚きの相手とペアを組む事になったけど、問題はこの二人。

結局ハリーは目を付けた女の子に断られて、ロンは相手がなかなか見つからず、同じ寮の双子姉妹にパートナーをお願いする事になるという展開。
最後は双子姉妹にも愛想を尽かされるダメダメ男子でした。

ロンは成長してガッシリ体型になって逞しくなったんですけどね、見た目だけは(笑)
ハリーは人知れずフラれてるし。

ハーマイオニーは本当はハリーとロンのどちらかに誘って欲しかった感じだけど、肝心の二人がそういう事に関しては唐変木。

初期の頃は11歳で幼かった彼らも、恋をする年齢になったんですね。
全然モテないけど(笑)

闇の勢力が暗躍、そして遂に・・・

ホグワーツで三大魔法学校対抗試合が行われていた陰で、闇の勢力が妙な動き。
・・・あの人が復活してしまった!

しかも、またハリーがその件に一枚噛んでいる。
本人はただ巻き込まれただけで何も悪くはないけど、大変な事に。

そして、やはりと言うべきか「闇の魔術に対する防衛術」の教授ですよ。

たごやま
たごやま

何してんねん、あの先生。
とんだ間抜けやないか!
またこの科目の教授の席が空席になるんやろか?

次の教授がどうなるかはともかく、魔法界は風雲急を告げる展開。
「風雲急を告げる」とは何か不穏な事が起こりそうな・・・まあそんな説明は置いておいて、本当にマズイ状況になってしまった。

5作目 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』あらすじ・感想
ハリーは失恋を乗り越えて5年生に進級。

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