
『シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ』あらすじ
キャプテン・アメリカはナイジェリアでヒドラの残党によるテロを阻止する為にメンバーを率いて出動した際に敵の自爆攻撃を防ぎきれず、一般市民に犠牲者を出してしまった。
この件がきっかけとなり、アベンジャーズが国連の管理下に入る「ソコヴィア協定」への署名を迫られるメンバー達の意見が分裂してしまう。
【見どころ】アベンジャーズが分裂
署名への意見対立から、アイアンマン派とキャップ派にアベンジャーズが分裂して対立。
戦闘時にはアントマンとスパイダーマンが参戦!
【登場人物 / キャスト】キャップが指名手配される
感想(ネタバレ含む) | 規律のトニーと信念のスティーブ
キャップ率いるアベンジャーズがナイジェリアでヒドラの残党によるテロ計画を阻止した際に、一般市民に犠牲者が出てしまった。
世間からの非難により、ソコヴィア協定に署名を迫られる
アベンジャーズの拠点に戻ったヒーロー達は、今回作戦に参加していないアイアンマンことトニー・スタークも交えて、アメリカ国務長官と会合。
世間ではニューヨーク、ワシントンDC、ソコヴィア、そして今回のナイジェリアでの戦いで一般人に犠牲者を出した事への非難の声が上がっており、アベンジャーズを国連の管理下に置く「ソコヴィア協定」に多くの国が賛同していると伝えられ、トニーは署名する事に賛同の意を示す。
少し前にトニーはソコヴィアでアベンジャーズとウルトロンの戦いの犠牲になった若者の母親から非難され、自責の念に駆られている様子。
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傲慢で自分勝手、とにかく縛られることが大嫌いな性格だったトニー・スタークだけど、初めてアベンジャーズとして仲間たちと戦ったニューヨークでの戦いから、だんだん変わってきましたね。
しかしキャップは署名に反対。
国連が自分達を管理下に置いて上手くいっている時は良いが、間違った方向に進んだ時に誰が軌道修正をするのか、誰にも属さない中立の立場でなければ公平な判断が出来ないという信念を曲げない。
正義感の強いキャップは、常に中立の立場で自由に行動できる方が平和維持に役立つと考えている。
ヒーロー同士の会議にはローディ大佐やサムも正式なアベンジャーズの一員として参加しているのは分かるけど、ヴィジョンが普通にいる(笑)
しかも秀才キャラっぽい感じの服装。
ヴィジョンはトニーのサポートAIだったJ.A.R.V.I.S.を移植した人造人間で、額にはロキの杖に装着されていたインフィニティストーンの一つマインド・ストーンが埋め込まれている。
ウルトロンとの戦いの時に最終兵器として生まれたヴィジョンは、正式にアベンジャーズの一員になっていた。
ちなみに現在のトニーのサポートAIは、F.R.I.D.A.Y. という名前。
アベンジャーズもずいぶんと賑やかになりましたな。
ソーはアスガルドに戻っていて、ハルクは行方不明、ホークアイは引退しているので今回三人は署名には不参加。
初恋の女性・ペギーの葬儀に参列するキャップ
結論が出ないまま、ペギー・カーターが亡くなったとの知らせを受けたスティーブは途中退席しイギリスへ向かう。
葬儀に参列しているスティーブの隣にはサムの姿も。
今やすっかり相棒関係ですね。
ペギーとスティーブとの出会いは、肉体強化実験を受ける前に遡る。
現在のキャップとは全然違う、ヒョロヒョロな軟弱青年だった時代の話。
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そういえばニック・フューリーは現在何をしているのでしょうか?
自らの死を装ってヒドラの残党を追ってヨーロッパに旅立って・・・
ウルトロンとの戦いの時にはアベンジャーズを激励しに登場したけど、今は???
そのうち何処かで登場するでしょう。
キャップ何度目かの指名手配
スティーブ達がイギリスにいる頃、ウィーンで国連会議が開催されアベンジャーズの代表としてナターシャが出席。
そこでアフリカのワカンダ王国の国王が演説中にテロ事件が発生。
監視カメラの映像に映っていた犯人と思しき人物は、スティーブの親友でありウィンター・ソルジャーとしてヒドラに洗脳され肉体を強化改造されたバッキー・バーンズ。

バッキー、何してんねん!
彼を捕らえるために特別部隊が編成されたが、スティーブはサムと共に先んじてバッキーとの接触を試みる。
そこでバッキーとは接触できたんだけど、話しかけてみるとキャップの事は博物館で得た情報として知っているだけで、親友のスティーブとの認識はない様子。
洗脳が中途半端な状態で、自分が何者なのか分からずに混乱している感じ。
そしてウィーンでのテロの犯人は自分ではないと主張。
そうこうしている内にサムから連絡が入り、特殊部隊が迫ってきているとの事。
キャップはバーンズを逃がす決断をして、逃走をサポート。
そしてキャップはお尋ね者になってしまった。
この人も、よく追われる立場になる人ですね。
アベンジャーズ vs アベンジャーズ
キャップ達の行動を見越して待ち受けていたトニー派の面々と対峙する反対派。
こちらにはトニーがスカウトして連れてきたスパイダーマンとナターシャに声をかけられた陛下(ブラックパンサー)が加入。
という訳で空港で超人ヒーロー同士の内戦が始まります。
協定賛成派のアイアンマン、ウォーマシン、ブラック・ウィドウ、スパイダーマン、ブラックパンサー、少し遅れてヴィジョンも参戦。
対する反対派は、キャプテン・アメリカ、ファルコン、スカーレット・ウィッチ、ホークアイ、アントマン、そしてバッキー
ブラックパンサーは執拗にバッキーを狙い、スパイダーマンは所々で子供っぽさが目立ち、アントマンはブラック・ウィドウに股間を蹴られ、ヴィジョンとワンダは魔法戦。
ソーはともかく、ここにハルクがいたらさらに大変な事になっていたのは間違いない。
彼は現在・・・変な事になっています。
最初から最後までアベンジャーズの内戦
今回は強大な敵が出現したとかではなくて、アベンジャーズメンバー同士の内紛。
次回作以降、どうなるのかが気になるところ。
キャップの新旧相棒のサム&バッキーにも今後何かありそうな予感。
バッキー:「後ろが狭いので車のシートを少し前に出してくれないか?」
サム:「断る」(笑)
この二人に関してはスピンオフ作品で色々とあるそうです。
という事で、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)シリーズの第13弾『シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ』でした。
この作品からフェーズ3(第三期)の始まり。
第14弾 『ドクター・ストレンジ』あらすじ・感想
主人公は医師版トニー・スタークのような男。
事故により天才外科医から魔術師に転身したという話。
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