地元警察署の不良刑事と生真面目なFBI捜査官の女性コンビが主人公のアクション・コメディ。
メリッサ・マッカーシーが演じる不良刑事は自宅の冷蔵庫に通販で購入した手榴弾を隠し持っています(笑)
サンドラ・ブロックが演じるFBI捜査官は真面目な優等生キャラだけど、いじられ役。
『デンジャラス・バディ』あらすじ
ボストンの麻薬組織の捜査を命じられたFBI捜査官と地元の不良刑事がコンビを組み、行く先々でトラブルを巻き起こしながら組織の黒幕に迫っていく。
【見どころ】堅物と不良の王道バディ
- 真面目過ぎるFBI捜査官サンドラ・ブロック
- ならず者過ぎる刑事メリッサ・マッカーシー
- 女性が主役のアクションコメディ
【主要登場人物 / キャスト】混ぜると面白い化学反応
感想(ネタバレ含む)物語が進むにつれてマリンズが好きになってくる
真面目と破天荒という正反対な性格の二人がコンビを組んで捜査を行うありがちな設定だけど、主人公二人が女性というのが新鮮な気がする。
それにしてもアッシュバーンはともかく、マリンズは刑事という肩書を持ているけど“ならず者”以外の何者でもない。
口が悪い、犯人を平気で車で轢く、セフレが何人もいる、自宅に銃火器を隠し持っている。
実はこの女が麻薬組織のボスなんじゃないかと思うくらいの強烈キャラ。
昭和や平成初期の日本のドラマにも似たような刑事が登場するけど、今の時代にマリンズのような人物がいたら大問題になるでしょうね。
冒頭シーンのマリンズは野蛮過ぎて嫌悪感を持っていたのだけど、物語が進むにつれて根は優しい人物であるという事が判明。
アッシュバーンと一緒にいて馴染んでいく内に、だんだんと印象が柔らかくなっていく不思議なキャラクターです。
演じているメリッサ・マッカーシーの魅力なのかも知れませんね。
サンドラ・ブロックが演じるアッシュバーンはマリンズからイジられまくる可哀そうなキャラ。
所々で面白いシーンが散りばめられているけど基本は空回りの連続。
この人は『バッドボーイズ』で例えるとマーカスと同じ“貧乏くじ”担当です。
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通販で手榴弾を購入するマリンズ刑事
マリンズ刑事は自宅に銃火器を隠し持っているのだけど、ロケットランチャーや手榴弾まで持っているヤバい女。
※この記事のポスター画像でマリンズが持っているやつです。
しかも手榴弾は通販で買ったのだとか。
現実の世界ではさすがにアメリカでも手榴弾は買えないらしいけど、大砲は買えるそうな。
ただ州ごとに法律があって登録とか利用目的の説明とか色々と面倒みたいですよ。
・・・当たり前か(笑)
マリンズは間違いなく非合法な経路で入手したと思われます。
中南米からの横流し品かな?
映画内ではロケットランチャーの出番がなくて残念だったけど、手榴弾はきっちり役に立っていました。
通販で買っておいて良かった。
人生「備えあれば患いなし」ですな。
続編が制作されたらマリンズの他の武器コレクションの出番を期待したいです。
映画『デンジャラス・バディ』を配信しているサブスク
『デンジャラス・バディ』に登場するマリンズ刑事のような破天荒な登場人物を楽しむには昔の映画がオススメ。
この作品は2013年に公開されていますが、映画の世界では年々規制が厳しくなって表現の幅が狭まっているので、今後はマリンズのような破天荒キャラは減っていきそうな気がします。
何か寂しいですね。
逆に考えると破天荒な主人公が登場する作品を楽しむには、昔の作品を探してみると面白いものが見つかる可能性が高いという事になります。
個人的には1980年代から90年代前半の作品が好きです。
『48時間』シリーズは仮釈放中の囚人と破天荒刑事のコンビが主役ですが、どう考えても立場が逆の方がしっくりきます。
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