
公開年 : 2011年
上映時間 : 2時間 12分
製作国 : アメリカ合衆国
監督 : ジャスティン・リン
キャスト : ヴィン・ディーゼル / ポール・ウォーカー / ジョーダナ・ブリュースター / ドウェイン・ジョンソン / タイリース・ギブソン / クリス・“リュダクリス”・ブリッジス / サン・カン / ガル・ガドット / マット・シュルツ / テゴ・カルデロン / ドン・オマール / エルサ・パタキー / ホアキン・デ・アルメイダ 他
『ワイルド・スピード MEGA MAX』登場人物(キャスト)
■ ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)
懲役25年の判決を受け刑務所に護送されている最中に、ブライアンとミアの協力によって脱走。
ブラジルのリオでかつての仲間ヴィンスから仕事を請け負う。
■ ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー)
元ロス市警・元FBI捜査官という経歴を持つが、現在はドミニクとミアと共に国際指名手配中。
ドミニクと合流後、リオを牛耳る実力者・レイエスの闇金に目を付ける。
■ ミア・トレット(ジョーダナ・ブリュースター)
ドミニクの妹でブライアンの恋人。
兄の逃走に関与した罪で国際指名手配された。
■ ジゼル・ヤシャール(ガル・ガドット)
かつてメキシコの麻薬王アルトゥーロ・ブラガの部下だった元軍人の女性。
今回の作戦に関してドミニクから召集を受ける。
前作『ワイルド・スピード MAX』でドミニクに興味津々だったが相手にされなかった。
しかし、新たな恋の予感!?
■ ハン・ソウルオー(サン・カン)
ドミニカでガソリン強盗をしていた頃のドミニクの仲間。
一流の運転技術や情報収集能力を買われてドミニクから召集される。
東京に高跳びしたはずだけど、まだ辿り着いていなかった模様。
■ ローマン・ピアース(タイリース・ギブソン)
『ワイルド・スピードX2』で共に潜入捜査を成功させたブライアンの幼馴染み。
ドライビングテクニックが高いが、それ以上に口が達者な部分を見込まれて招集。
■ テズ・パーカー(クリス・“リュダクリス”・ブリッジス)
ブライアンのマイアミ時代の仲間で電子機器に精通しているため招集された。
ローマンと仲が良いけど、憎まれ口を叩き合う間柄。
■ エレナ・ネベス(エルサ・パタキー)
ブラジル警察の新人警察官。
かつて婚約者が汚職警官のせいで命を落としており、汚職を憎んでいる女性。
ホブスの指名でDDSの通訳として加わる。
■ ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)
アメリカ外交保安部(DSS)の捜査官。
ドミニク達を追って部下達と共にブラジルに入国したムキムキマッチョの屈強な男。
長年の経験から人の本質を見抜く目を持っている。
■ モニカ・フエンテス(エヴァ・メンデス)
かつてマイアミでブライアン&ローマンと共に潜入捜査をしたFBIの美人捜査官。
ホブスの元に面白いネタを持参。
■ エルナン・レイエス(ジョアキム・デ・アルメイダ)
リオ全域を牛耳る闇の実力者。
買収工作によって地元警察までも支配下に置いている悪徳事業家。
あらすじ | ドミニク達を追う屈強な男・ホブス捜査官
ドミニクを護送している車両を襲ったブライアンとミアは国際指名手配されてブラジルに逃走。
現地でドミニクと合流し再会を喜び合う三人は、かつての仲間ヴィンスから持ち掛けられた仕事をきっかけに、リオを牛耳る実力者・レイエスの金の強奪を計画。
一方、ドミニク達を追ってアメリカ外交保安部のホブス捜査官のチームがブラジルに入国。
捜査の手は確実に迫って来ていた。
感想(ネタバレ含む) | ワイスピ・ファミリー大集合!
前作のラストシーンの続きからスタート。
「もう、逃げない。」
と堂々と宣言し懲役25年の刑が確定したドミニクさんよ、アンタ早速脱走しとるがな!
実際のところは麻薬王の逮捕に多大な協力をしたドムに対する判決に納得がいかないブライアンとミアが勝手にやった事で、本人は刑を受け入れるつもりでいたみたいだけど。
でも麻薬王の逮捕に貢献したのは確かだけど、その前にロスでトレーラー強盗とかドミニカでガソリン強盗を派手にやってたんだから、終身刑にならなかっただけでも喜ばないといけないはず。
まあ何にしても逃げてしまったものは仕方がない。
三人はブラジルに行き着き、早速強盗稼業に手を出してしまう。

いや、だから何やってんねん!
普通に働きなさいよ。
ワイスピ・ファミリーを招集!
初作『ワイルド・スピード』のトレーラー強盗の主要メンバーにしてドミニクの幼馴染み、そしてブライアンに敵意むき出しだった男・ヴィンスと再会して仕事を持ち掛けられた三人。
走行中の列車から高級スポーツカーを盗み出すだけの簡単な(?)仕事だったはずが、リオ・デ・ジャネイロを裏で支配している男・レイエスに関わる案件だった事から、大きなトラブルに巻き込まれてしまったドミニク達。
途中で強盗団のメンバーと揉めて奪い取ったスポーツカーに装着されている端末に情報が記録されていて、それがレイエスの闇資金に関するものだったので命を狙われる事になった。
ブラジルに来て早々、変な仕事に手を出すからですよ。
情報を手に入れてしまったからには仕方がない。
「レイエスの闇資金を奪い取ろう。」
と危ない計画を立てるドミニク&ブライアン。
そして今回で足を洗う約束で二人に協力する姿勢のミア。

だから、何でそうなんねん!
真面目に生きなさいよ。
という訳で、ドミニク人脈のジゼル・ハン・テゴ&リコ、ブライアン人脈でローマンとテズが招集された。
テゴとリコはドムのドミニカ時代の強盗仲間で護送車襲撃にも協力した凸凹コンビ。
前作でようやく迷走気味だったワイスピ・シリーズの土台が固まった印象で、悪の帝王とドミニク達が対決するという作品の構図が出来上がった感じですね。
といってもドミニク達も指名手配犯なので、ルパン三世のような存在だけど。
アメリカ外交保安部(DSS)のホブス捜査官がブラジル入り
ドミニクたち指名手配犯を追って、アメリカから乗り込んできたのはルーク・ホブスが率いるチーム。
ドウェイン・ジョンソン(通称ロック様)が演じているホブス捜査官は見るからにマッチョな体で、悪人を逮捕する事に執念を燃やす正義感の強い男。
ヤバそうな人がやって来ました。
ホブスは地元警察の署長に新人女性警察官を通訳に付けるように要請。
彼は長年の経験から人の本質を見抜く目を持っているヤリ手。
実は署長をはじめ現地の警察は汚職まみれで、恋人が汚職警察官に命を奪われた過去を持つエレナなら大丈夫だと見抜いての指名。
全く信用されていない地元警察。
そりゃアメリカ外交保安部(DSS)は様々な情報を事前に入手しているでしょうから、お見通しという事ですな。
当の署長は賄賂を貰っているレイエスからホブスの印象を聞かれて、新人を助手に指名するような間抜けと報告。
完全にルパンを追って現地警察に協力を求めた時の銭形警部に対する初期評価のパターンです。
この先のシリーズ作品でもドミニク・トレットとホブス捜査官は、ルパンと銭形のような関係に。
リオの帝王の闇資金強奪作戦!
ここからドミニクファミリー・DSS・レイエスの勢力が三つ巴の争いを繰り広げる。
この作品の大きな見どころは、ドミニクvsホブスの重量級の一騎打ち。
このシーンは本当に見どころがあります。
マッチョ&スキンヘッドという共通点以外は、追う者と追われる者の関係。
カーチェイスのシーンは金庫なのか戦車なのか分からない代物を引きずり回しながらリオの街を大爆走!
ところで、前作でシャレにならない位に下手だったジゼルの吹き替え声優が変更になって自然な感じになったのは良かったけど、今度はエレナの吹き替えの人が・・・
個人的には前回のジゼルほどではなくてギリギリ許容範囲だったけど、素人声優を起用する日本の吹き替え版はどうにかならないものか。
ちなみにエレナを演じているエルサ・パタキーという女優さんは『マイティ・ソー』シリーズ 主演のクリス・ヘムワーズの妻。
夫より7歳年上の姉さん女房。
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クリヘムの奥さんとは、知らなんだ。
そして今回声優が変わってイイ感じになったジゼルは、新たな恋の相手が見つかった模様。
その相手はジゼルと恋仲になった事で、またしても東京行きが延期に!?
次のワイスピはヨーロッパが舞台
次回は『ワイルド・スピード EURO MISSION』
舞台はヨーロッパ。
捜査に行き詰ったホブスがドミニクに協力を求める。
この2人は完全にルパン&銭形パターン!?
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