『メン・イン・ブラック』シリーズ3作目。
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今回は刑務所から脱獄した凶悪なエイリアンがタイムスリップ装置で過去に行きKを殺害した事で歴史が書き換わってしまう。
歴史改変に気付いたJは、タイムスリップ装置を使って40年前に向かうというストーリー。
過去のKを演じているのはジョシュ・ブローリンという俳優だけど、トミー・リー・ジョーンズの若手時代と言われても違和感がない。
まさにハマり役といった感じだった。
『メン・イン・ブラック3』あらすじ
ある日、MIB本部に出勤したJがKを探しても見つからず上司のエージェントOから「Kは40年前に死亡した」と言われ混乱に陥る。
エージェントJは真相を確かめる為にタイムスリップ装置を使い40年前に時間移動を試みる。
【見どころ】40年前も今も変わらないK
- Zが他界して、女性エージェントOがMIB本部トップに就任
- Jが40年前にタイムスリップ
- 月の裏側に宇宙人を習慣する刑務所が存在
【主要登場人物 / キャスト】グリフィンのキャラが良い
感想(ネタバレ含む)Kの言葉とグリフィンの言葉の対比
3作目も過去作と同様に地球が宇宙人に侵略されそうな危機的状況になるのは変わらないけど、今回は趣向を変えてタイムスリップ装置で過去に行った先の40年前が舞台。
さすがに3作連続で宇宙人と対決するだけの展開なら飽きてくるので過去に行くのは面白かったですが、MIBは秘密組織という性質上あまり40年前のニューヨークを堪能できないのが残念な所。
ヘタに何かしてしまうとそれが原因で歴史が変わる恐れがあるので、何もしない方が無難ですけどね。
今回は名言かどうかは微妙だけど「答えを知りたくない事は質問しない方が良い。」という言葉が気になりました。
最初に自分なりの結論があって、それが正しいのか確認するために相手に質問をした挙句に思っていたのと全く違う答えが返ってきたら色々と問題が発生する可能性がありますからね。
「知らぬが仏」ということわざもある位だし。
正解を知ってしまうと不幸になる可能性があるのなら、むしろ答えを知らない方が良い。
その方が精神衛生上は絶対に良いと思う。
- 地球は常に宇宙人の侵略の危機に瀕している
- 実は目に見えないだけで幽霊は近くにいる
聞かない方が良かったと後悔するよりは、知らない方が幸せな事って世の中には沢山あります。
幽霊も宇宙人も実際のところは、どうなのか知りませんけど。
予知能力を持つエイリアン・グリフィン
「答えを知りたくない事は質問しない方が良い。」
というK(トミー・リー・ジョーンズ)の言葉に従うと余計な事実を知らずに済むけど、知りたくなくても頭に浮かんでしまう予知能力を持つエイリアンのグリフィンの存在が興味深い。
おそらくKの言葉の真逆の存在なのでしょう。
印象深かったのは「たくさんの未来が全部本物だ。」という言葉。
未来にはいくつかのパターンがあり、どのような行動(選択)をするかによって変化する。
なんだか「はい・いいえ」で進んでいくチャートみたい。
選択肢は「Yes/No」の2つじゃなくて「保留」とか「誰かに委ねる」とか他にもあるかも知れない。
もう一つ気になった言葉が、
「奇跡なんて無いように思われるけど、本当に起きるんだ。」
カフェでKが退店する時にチップを置いて行けば地球は平和なままだけど、もしチップを置き忘れていれば隕石が衝突していたというシーンがあるのだけど、何気ない選択によって奇跡が起こる場合があるというドラマチックな展開が素晴らしかった。
奇跡が無いように思われているのは、奇跡が起こったこと自体を誰も認識していないからだと思う。
『メン・イン・ブラック』シリーズには色々なエイリアンが登場したけど、グリフィンだけで何か作品を作って欲しいと思う位に最高のキャラでした。
ストーリーの語り部とかで登場すると面白そう。
今作のラストはそれに近い感じだったけど。
映画『メン・イン・ブラック3』を配信しているサブスク
『メン・イン・ブラック』シリーズはスピンオフを含めて全4作品。
4作目 『メン・イン・ブラック:インターナショナル』あらすじ・感想
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エージェントJ役のウィル・スミスは他にも様々な作品に出演していて、その中でも『バッドボーイズ』シリーズは出世作ともいえる作品なので、ぜひ鑑賞してみてください。
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