『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』あらすじ・感想 | 作品愛溢れるフランス人が制作した本気の実写版

『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』の詳細情報

公開年  : 2019年
上映時間 : 1時間 32分
製作国  : フランス
監督   : フィリップ・ラショー
主題歌  : TM NETWORK 『Get Wild』
キャスト : ニッキー・ラルソン / ローラ・マルコーニ / マンモス / マンモス / エレーヌ・ランベルティ / タレク・ブダリ / ジュリアン・アルッティ / ディディエ・ブルドン / パメラ・アンダーソン 他

『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』登場人物【キャスト(声優)】

リョウ【フィリップ・ラショー(山寺宏一)】
ボディガードや探偵として活動する凄腕スイーパー、通称シティーハンター。

カオリ【エロディ・フォンタン(沢城みゆき)】
ヒデユキの義妹で獠の現相棒。

ヒデユキ【ラファエル・ペルソナ(田中秀幸)】
凶弾に倒れたリョウの元相棒。

ファルコン=海坊主【カメル・ゴンフー(玄田哲章)】
リョウとは旧知の仲の元傭兵で、現在は同業者。

サエコ【ソフィー・モーゼル(一龍斎春水)】
リョウとヒデユキの友人の美人刑事。

パンチョ【タレク・ブダリ(浪川大輔)】
あるきっかけでカオリのストーカーと化した男。

ジルベール・スキッピー【ジュリアン・アルッティ(多田野曜平)】
セレブ好きの冴えないサラリーマン。

ドミニク・ルテリエ【ディディエ・ブルドン(土師孝也)】
リョウに仕事を依頼した人物。

あらすじ | 魅惑の香水争奪戦

ある日、シティーハンターに舞い込んだ仕事は、匂いを嗅いだ者を虜にしてしまう香水を悪の手から守って欲しいという内容。

しかし一瞬のスキをついて、同業者の海坊主に香水を奪われてしまう。

その後、ちょっとした手違いで別の人物の手に香水が渡ってしまい、壮絶な奪回作戦が開始される。

感想(ネタバレ含む) | 原作にほぼ忠実な素晴らしい実写版

北条司の漫画『シティーハンター』が原作の実写映画で、しかもフランス製作。
ハリウッドでもなければ日本でもなく、何故かフランス。

『世界の果てまでヒャッハー!』監督のフィリップ・ラショーが、監督と主演を務めている。
誰やねん、そしてヒャッハーってどんなタイトルやねん!

どうやら米国映画の『ハングオーバー』的要素のあるコメディ作品みたいなので、近々観てみようと思います。
しかもシリーズ作らしく、一作目が『真夜中のパリでヒャッハー!』、二作目が『世界の果てまでヒャッハー!』という順番。

フィリップ・ラショーという人は監督業と役者業の他に脚本の執筆もこなす多彩な能力を持つ男で、フランスのコメディ界ではヤリ手として知られている模様。

今作の『シティーハンター』については単なる出たがりという訳ではなく、本当に子供時代から大好きだった作品なので、ぜひ自分自身の手で作り上げたいという思いが強かったそうな。

何年か前に上川隆也が地上波のドラマで演じたのは『エンジェル・ハート』の主人公の冴羽獠。
この作品は『シティーハンター』を元に作られたパラレルワールドが舞台という設定。

今回の作品はタイトルそのままの原作に忠実に作られたものなので、主人公は同じだけどちょっと違う。

それにしても、登場人物の再現度には本当に驚きます。
特にリョウとカオリと海坊主に関しては文句なし。
原作よりも下ネタ要素が多い気がするけど主人公がもっこり変態という設定なので、この辺も特に問題はありません(笑)

クローゼットを開くとエロ本の山になっているとか、スナイパーライフルで向かいのビルを覗き見するとかは原作通りだけど、病院の下ネタシーンはオリジナルですね。

XYZ・・・シティーハンターに仕事の依頼

裏の始末屋(スイーパー)を生業としている獠の元に新たな仕事の依頼。

待ち合わせ場所に現れたのはルテリエという人物。
なんでも父が開発した匂いを嗅いだ者を虜にしてしまう香水を悪の手に渡らないように守って欲しいという依頼。
いわゆるホレ薬ですね。

この薬が悪用されると大変な事になる。
確かに、使いようによっては世界を支配できる代物。

最初は薬の効能を信用しなかったリョウだけど、ちょっとしたアクシデントでカオリのストーカーが誕生してしまい、さらにリョウ自身も香水の効力によってルテリエが気になって仕方がない状態に。

女好きのもっこり変態をもおっさんずラブ的な虜にしてしまう究極のホレ薬である事が証明された次の瞬間、バイクに乗った謎の人物に薬の入ったトランクケースを強奪されてしまった。

奪ったのはリョウの同業者のファルコン(通称・海坊主)。

ここから病院に舞台を移し下ネタ満載の二人の醜い争いが始る訳ですが、こういったシーンは監督のオリジナル要素でしょうかね。
監督と同時に主演の人でもあるんですけど。

二人が無駄に争っている間に、トランクは手違いで別の人物の元に渡っていた。
香水を手に入れたのは、どこにでもいそうな冴えない男。
自分のトランクと間違えて香水の入ったトランクを持ち帰ってしまったらしく、帰宅して途方に暮れるけど、試しに香水を付けてみたら信じられなっことが起こり、以後何度か香水の力でちょっとした幸運に見舞われる。

この男は別に悪人ではないので世界を支配するとかの発想はなく、単純にホレ薬本来の使い方をしているだけで特に害はない人物。

トランクケースの入れ違いに気付いたリョウは、本来の持ち主を探してニースで行われるランジェリーショーに潜入する事に。
隙あらばエロネタが差し込まれるのは原作以上な感じがします。

究極のホレ薬争奪戦の結末は・・・

この作品は基本ふざけているんだけど、銃撃戦のシーンなんかは真剣にやっているし、とにかくわざとらしさが無くて自然なんですよね。
自然な流れでふざけるし、危機が迫ったらいつの間にか真顔になっているし、と思ったらまたおふざけシーンになっていたりと本当に見ていて飽きない。

さらに登場人物たちを無駄にしない演出が良かった。
ホレ薬を拾った男とカオリのストーカーになった男にも見せ場が用意されていて、敵の手下にさえも面白シーンがある。

そして原作同様に、所々で登場する海坊主の使い方も素晴らしい。

香水の匂いを嗅いでから48時間以内に解毒薬を使用しないと効果が永遠になってしまう状況の中で、おっさんずラブ状態のリョウは元の女好きのモッコリ変態に戻ることが出来たのか!?

エンディングテーマが、TM NETWORKの 『Get Wild』というのも憎い演出。

アニメ版と比較すると、より一層実写版のクオリティの高さが実感できます。

この作品は、お世辞抜きで観る価値アリです!

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フィリップ・ラショーという人物が気になってきた

『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』監督と主演のフィリップ・ラショーという男、ただ者ではありません。
これは大至急、彼の他の作品を観る必要がありますね。

2014年:『真夜中のパリでヒャッハー!』
2015年:『世界の果てまでヒャッハー!』
2017年:『アリバイ・ドット・コム カンヌの不倫旅行がヒャッハー!な大騒動になった件』

たごやま
たごやま

邦題付けたヤツ、誰やねん。

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