『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』あらすじ・感想 | アクションと会話シーンのバランスが良くて見応え抜群

ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション

シリーズ5作目にして3度目の裏切り者疑惑をかけられるイーサン・ハント。
しかも今回は多国籍スパイ組織を裏で操る黒幕と思われている。

相変わらず疑惑だらけのスパイ人生を送っています。

命懸けで任務を遂行して世界平和に貢献しているのに、不憫な人ですね。

『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』の詳細情報
  • 公開年  : 2015年
  • 上映時間 : 2時間 11分
  • 製作国  : アメリカ合衆国
  • 監督   : クリストファー・マッカリー
  • キャスト : トム・クルーズ / ジェレミー・レナー / サイモン・ペッグ / レベッカ・ファーガソン 他

『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』あらすじ

世界中で暗躍している謎の集団「シンジケート」をIMFが創った組織と疑うCIA長官によって、IMFは解体されCIAに吸収される。

国際手配されたイーサンはCIAの追跡をかわしながら「シンジケート」の正体がローグ・ネイション(ならず者集団)だと突き止め、IMFの元メンバー達に協力を求める。

【見どころ】多国籍スパイ集団「シンジケート」

  • 今回の敵は世界中から集まったスパイ達で構成される多国籍組織「シンジケート」
  • 謎の女スパイ・イルサは敵か味方か
  • 水中のシーンを観ていると、ちょっと息苦しくなるかも知れない

【主要登場人物 / キャスト】超人トム・クルーズ健在

  • イーサン・ハント(トム・クルーズ)
    IMF(Impossible Mission Force / 不可能作戦部隊)の大物エージェント。
  • ウィリアム・ブラント(ジェレミー・レナー)
    IMFのエージェント。
  • ベンジー・ダン(サイモン・ペッグ)
    IMFのエージェント。
  • ルーサー・スティッケル(ヴィング・レイムス)
    IMFのエージェント。
  • イルサ・ファウスト(レベッカ・ファーガソン)
    犯罪組織「シンジケート」に所属している謎の女性。
  • ソロモン・レーン(ショーン・ハリス)
    「シンジケート」のボス。

感想(ネタバレ含む)時間を忘れて楽しめる優秀な脚本

イーサンが所属しているIMFはCIA内の極秘作戦部隊のはずだけど、CIA長官の命令を聞かなくても良い感じだったので実際のところは別組織扱いなのでしょうか。

今作では空席になっているけどIMFにも本来は長官がいるので、命令系統としてはIMF長官がトップという形ですかね。

まあ何にしても、イーサン達はアメリカのスパイ組織の一員だという事さえ覚えておけば問題ありません。

この作品で敵となるのは世界中の元スパイ達で構成された組織「シンジケート」ですが、フランスの外国人部隊のようなイメージでしょうか。

スパイのオールスターチームみたいな組織だけどやっている事はテロリストと同じで、ただのならず者集団。

正義のために働いてくれるのなら大歓迎だけど、こういう組織は大抵悪に染まっているのが相場。

身勝手な理想を掲げて世界を混乱に陥れている迷惑集団。
こういうヤバい組織は映画の中だけにして欲しい。
もし現実世界に似たような組織が存在していたら堪ったものじゃないですよね。

でも多国籍の傭兵組織が実際にある位だから、もしかすると水面下で存在するかも知れませんな。

今回も濡れ衣を着せられるイーサン

1作目は組織の裏切り者と疑われ、4作目ではテロリストと疑われ、今作は「シンジケート」を裏で操っているのはIMFであると疑われ指名手配されてしまったイーサン・ハント。

1作目 『ミッション:インポッシブル』あらすじ・感想

4作目 『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 』あらすじ・感想

すべて濡れ衣なのだけど、国のため世界平和のために尽くしているのに気の毒な人生ですな。
3作目で結婚したジュリアとも一緒には暮らせていないみたいだし、スパイになんてなるものではないですよ。

3作目 『ミッション:インポッシブル3』あらすじ・感想

どうしてイーサンは数ある職業の中からわざわざスパイを選択したのでしょうね。
日本には(表向き)諜報組織がないからスパイが遠い世界の存在でピンと来ないけど、無理矢理に理解しようとするならば子供時代に警察官や医師に憧れるのと同じような感覚でしょうか。

今作はハラハラ感が凄かった

過去の作品と比較して今回は終始ハラハラ感を持って楽しめました。

水中でデータカードを付け替えるシーンは自分もなんだか息苦しい感覚になったり、バイクの追跡シーンも見応えがあって没入感が凄かった。

各組織の登場人物も少なくて分かり易かったし、アクションシーンだけではなくスパイ同士のギリギリの駆け引きも楽しかった。

味方か敵か分からない人物の立ち位置も上手く誤魔化されていて、最後までずっと疑心暗鬼な状態のまま。

2時間11分が本当に短く感じられたので、脚本が優秀だったという事でしょうかね。

今作もスタント無しでトム・クルーズが撮影に挑んだそうで、私の場合はそれを知った状態で観たから余計に感動したのかも知れません。

このシリーズでは個人的にトム・クルーズの年齢が大きな注目点で、1作目公開時に34歳だったのが5作目の今回は53歳となっています。

そして次回作は2018年公開なので56歳という事になります。

次回作 『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』あらすじ・感想

ところで、イーサン・ハントは映画内での年齢設定は何歳なのでしょう?
まだ40代とかでも十分通用しそうな気がする。

映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』を配信しているサブスク

「ミッション:インポッシブル」シリーズは1作目が公開されたのが1996年で、そこから長期間に渡って続編が複数制作されています。

個人的には短期間でまとめて観た方が物語に入り込めると思うので「U-NEXT」などのサブスクを利用して時間のある時にまとめて視聴する事をオススメします。

スタントを使わないトム・クルーズの超人ぶりに間違いなく驚かされること請け合いです。

サービス名月額料金(税込)同時視聴できる端末数無料お試し期間
U-NEXT2,189円4台31日間
Hulu1,026円4台
Amazonプライム600円3台30日間
各サービスの詳細は別途解説記事を参考にしてください。
U-NEXT(ユーネクスト)の特徴
デメリット
  • 月額料金が他のサブスクに比べて2,189円と高い!
    しかし毎月自動付与される1,200円分のポイントを活用すると、実質の月額会費が989円となるので考えようによってはお得だと思います。
メリット
  • 取り扱っている作品が豊富で見放題作品が多い。
  • 電子書籍も配信しているので原作と一緒に楽しめる。
  • 1人が契約するだけで、4端末で同時に利用できる。
  • 無料お試し期間が31日間あるので、じっくり試せる。
Hulu(フールー)の特徴
デメリット
  • アマプラやU-NEXTと比較すると映画の取り扱いが少ない。
  • 無料お試し期間がないのが残念。
メリット
  • 1人が契約するだけで、4端末で同時に利用できる。
  • 日本テレビ系列の過去のドラマ・アニメ・バラエティ番組等を楽しめる。
  • 日テレ系動画コンテンツのスピンオフ作品が独占配信されている。
  • 読売巨人軍の公式戦主催(ホーム)試合をリアルタイムで楽しめる。
  • 「ディズニープラス」とのセットプランがお得。
Amazonプライムビデオ(アマプラ)の特徴
デメリット
  • 「プライムビデオ」は見放題対象外のレンタル作品が結構多い。
  • プライム会員を退会すると、全ての特典を利用できなくなる。
    ※プライムビデオの単独入会は不可。
メリット
  • 月額料金が他のサブスクに比べて600円と安い。
  • 1人が契約するだけで、3端末で同時に利用できる。
  • プライム会員になると「動画見放題」の他に「音楽聴き放題」など様々な特典を同時に利用できるようになる。
  • 無料お試し期間が30日間と長く、時間をかけて検討できる。