
『アベンジャーズ・インフィニティ・ウォー』あらすじ
アスガルドの民を乗せ地球に向かっていたソーの船がサノスに襲撃された。
この時にヘイムダルが機転を利かせハルクを地球に転送させたことで、内乱により事実上解散状態のアベンジャーズの面々にもサノス襲来の危機が知らされる。
【見どころ】ラスボス・サノスが本格始動
最強の敵サノスに勝つ方法が思いつかない。
ちなみにソー達の船が襲われた原因は、ロキがやらかしたから。
【登場人物 / キャスト】
感想(ネタバレ含む) | サノスを前にヒーロー達に漂う無力感
冒頭からショッキングなシーンで始まる今作。
『マイティ・ソー・バトルロイヤル』の最後のシーンでにアスガルドを脱出したソー達が遭遇した巨大船の持ち主は、インフィニティ・ストーンを探して銀河中を飛び回るサノス。
船内にいたほぼ全員が倒れ、ハルクですらサノスに対しては怪力が通じない。
ソーもボロボロの状態で、目の前でロキがやられていても助ける力すら残っていない。
「絶望」以外の言葉が思いつかない状況。
サノス、強すぎ!
アスガルドを脱出する前に宝物庫でロキが四次元キューブをくすねたのが今回の襲撃に遭った原因と思われます。

やっぱりやってたな、ロキ。
お前はそうゆう奴や。
インフィニティ・ストーンを探すセンサーのような力がある者が部下の中にいるかサノス本人が察知できるのか、何にしてもロキが隠し持っている四次元キューブ(スペース・ストーン)の匂いを嗅ぎつけて襲ってきた可能性が濃厚。
ヘイムダルは最後の力を振り絞ってハルクを地球に転送後に、ロキは四次元キューブを取られた後に、それぞれサノスにやられて息絶える。
ソーにはトドメを刺さずに絶望感をたっぷりと与えるサディスト、サノス。
最後は船を爆破されてしまう。
それにしてもアスガルドの人達は災難続きですね。
王女ヘラが帰還したと思ったらとんでもない悪人で、戦っても全く歯が立たずに最終手段としてラグナロクを起こし、王子たちが民衆を連れて地球に避難しようと宇宙空間を進んでいたら、サノスに見つかり壊滅させられる。
まあ襲撃の件に関しては、間違いなくロキが悪いんですけどね。
王女ヘラの件も元はといえばロキがオーディン王に幻術をかけた挙句に寿命が来て封印が解けて・・・

これもロキが悪いやん!
ハルクが地球に帰還、サノス襲来を知らせる
ヘイムダルの機転により一人だけ地球に転送されたハルク。
着地したのはニューヨークにあるサンクタム・サンクトラム。
ここは魔術師ドクター・ストレンジが主を務める場所。
落ちてきた男をウォンと共に興味深く観察するストレンジ。
墜落した衝撃でバナー博士に戻っている。
場面は変わって、公園で恋人のペッパーとイチャついているトニー・スターク。
彼は予知夢みたいな話をしている。
この話を信じるとすると、二人の間に子供が!?
そこはどうなるか分からないけど、二人の前にいきなり空間転移してきたストレンジ。
この時、元傲慢極まる男同士が初対面。
かつては、片や大企業CEOにして天才発明家、片や天才外科医としてそれぞれこの世の春を謳歌していた二人の男。
性格も良く似ていて唯我独尊。
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現在はそれぞれ立場が違えど、地球の平和を守る存在。
とはいえ、いきなり出現してペッパーとの会話を邪魔されたトニーはストレンジに不快感を示す。
この二人の初対面時はどうなるのかと思っていたけど、やっぱり険悪な雰囲気になりましたね。
バナー博士が一緒にいて良かった。
トニーとストレンジだけなら確実に話は物別れに終わっていたはず。
バナーから話を聞きサノスの襲来に備えたいトニーだけど、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に出てきたソコヴィア協定が原因でアベンジャーズが分裂して現在は解散状態であるという事実を告白。
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そういえばアベンジャーズは分裂したままだった。
でも今はそんな事を言っている場合ではないと、騒動以来連絡を取っていないスティーブ・ロジャースに電話をするように促すバナーだけど、トニーはモジモジした態度。
トニーが中学生のような態度でモジモジしている間に、サノスの部下が地球に到着してしまった。
宇宙船ごと街中に着陸して、ニューヨークの住民は大パニック。
どうやらストレンジが守っている、時を操る力を持つタイム・ストーンを狙ってきた模様。
やはりピンポイントでインフィニティ・ストーンを探す術があるんですね。
これは非常に厄介ですな。
サノスも強いけど、部下も洒落にならない位に強いですね。
組織内で競争を勝ち抜いてきた精鋭という事でしょうか。
某漫画の特戦隊みたい(笑)
インフィニティ・ストーンの保有者が次々と狙われる中、額にマインド・ストーンが埋め込まれているヴィジョンも、当然のように敵の標的になる。
ヴィジョンの場合はインフィニティ・ストーンが体の一部になっているので、もはや隠しようがない状態。
本来の姿を偽装して普通の人間ぽい外見になって生活しているけど、ストーン探知能力を持つ相手には通用しない。
敵に襲われ苦戦している二人の前に現れたのは、スティーブ・ロジャース、ナターシャ・ロマノフ、サム・ウィルソンの三人。
遂にキャップが登場。
どうやらバナーがトニーの携帯で連絡したらしい。
それにしてもキャップ、髭を蓄えて随分ワイルド系になっている。
三人はソコヴィア協定騒動の後、ずっと逃亡生活を送っていたそうな。
ワカンダにはサノスの軍隊が襲来。
変なエイリアンみたいなのが一杯いてヤバそうな雰囲気。
ワカンダ軍がいるお陰で数では負けていないけど、どう見ても相手の方が強そう。
そこにラスボス・サノスが堂々の登場。
雰囲気としては、かなりの絶望感が漂っています。
『スター・ウォーズ エピソード5』のダース・ベイダーが暗躍していた時に似ている。
ところで、サノスとベイダー卿が直接対決すると、どっちが勝ちますかね!?
ニック・フューリーが何者かに連絡

サノスが無双過ぎて、絶望感しかない・・・
しかし希望の灯は消えていない。
最後にS.H.I.E.L.D.元長官のニック・フューリーが誰かに連絡をしている描写。
この状況の中で、元長官には隠し玉がある模様。
『アベンジャーズ・インフィニティ・ウォー』は、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の第19弾。
第20弾 『アントマン&ワスプ』あらすじ・感想
初代スワプの救出のため初代アントマン出動!二代目アントマン&スワプも奮闘。
『アベンジャーズ / エンドゲーム』の前にワンクッション置くという、憎い演出(笑)
次回作のアントマンがアベンジャーズの危機を救うカギを握る事になります。
『アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー』を配信しているサブスク
マーベル系のシリーズは単発で作品を観ても面白さを理解できないと思うので、可能であればシリーズ第1作目の『アイアンマン』から順に観て頂きたいです。
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