『オーシャンズ8』あらすじ・感想 | 終盤はアン・ハサウェイが主役

オーシャンズ8

伝説の泥棒ダニー・オーシャンの妹が結成した女性だけの泥棒チーム。

男性版と違って裏社会の大物にケンカを売るような事はしないので、暴力シーンが無くて安心して楽しめる映画です。

『オーシャンズ8』の詳細情報
  • 公開年  : 2018年
  • 上映時間 : 1時間 50分
  • 製作国  : アメリカ合衆国
  • 監督   : ゲイリー・ロス
  • キャスト : サンドラ・ブロック / ケイト・ブランシェット / アン・ハサウェイ / ミンディ・カリング / サラ・ポールソン / オークワフィナ / リアーナ / ヘレナ・ボナム=カーター 他

『オーシャンズ8』あらすじ

伝説の犯罪チーム「オーシャンズ」を率いたダニー・オーシャンの妹デビーが5年の刑期を終えて出所する。

デビーは出所早々に相棒ルーに声をかけ収監中に練っていたプランを実行すべく。一流のプロだけを集めた女性だけの犯罪チームを結成。

【見どころ】女性だけの犯罪チーム

  • ターゲットは高級ブランドのジュエリーで、カジノ王などヤバい相手からは盗まない
  • 作中でダニーが死亡したとなっているけど真相は!?
  • 女優役のアン・ハサウェイが活躍

【主要登場人物 / キャスト】人数のバランスが良い

  • デビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)
    伝説の泥棒チームを率いたダニー・オーシャンの妹。
  • ルー・ミラー(ケイト・ブランシェット)
    デビーの古くからの犯罪仲間で右腕的存在。
  • ダフネ・クルーガー(アン・ハサウェイ)
    洞察力が鋭い人気女優。
  • アミータ(ミンディ・カリング)
    ジュエリー職人。
  • タミー(サラ・ポールソン)
    盗品ディーラー。
  • コンスタンス(オークワフィナ)
    高い技術を持つスリ師。
  • ナインボール(リアーナ)
    凄腕のハッカー。
  • ローズ・ワイル(ヘレナ・ボナム=カーター)
    負債を背負っている崖っぷちファッションデザイナー。
  • クロード・ベッカー(リチャード・アーミティッジ)
    デビーとは元恋人だった美術商。

感想(ネタバレ含む)ダニーは本当に死亡したのか?

時系列は『オーシャンズ13』の後になるので、「オーシャンズ」シリーズの4作目という位置付けですね。

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改めて最初から始まるリブート(再起動)作品ではないのが嬉しいですが、ダニー・オーシャンが亡くなているという描写がありちょっとショック。

とはいえ伝説の男ダニー・オーシャンが死亡したというのは表向きの話で名前を変えてどこかで生きている可能性があるし、時期的にデビーが収監中に亡くなっているので本人も真偽は分かっていないのかも知れない。

もし続編が製作されたら、その点も明らかになるのではないでしょうか。

この映画の大きな特徴は盗む相手が高級ブランドという事。
つまり男性版に登場したベネディクトのような危険な匂いがするラスボスがいない。

男性版のターゲットは黒い噂があるカジノ経営者やホテル王なので失敗すると間違いなく命がない相手だったけど、デビー達の場合は万が一失敗したとしても刑務所送りになるだけ。

“失敗すると人生に大きく関わるけど命懸けではない”というのが女性版ならでは。

爆弾とか物騒なものは使わずに、ハッキング・スリ・模造品製作などを組み合わせてスマートに盗み出してしまうのが一味違って面白かった。

男性版は途中のハプニングで絶体絶命のピンチになるシーンが毎回あったのに対して、今作はピンチらしいピンチがほとんどなくて全てのハプニングが想定内といった感じで処理されていたのがご都合主義を感じる部分はありますが、白けるほどではないので個人的に許容範囲。

アン・ハサウェイが演じたダフネ・クルーガー

前半は『オーシャンズ11』のように仲間集めのシーンが続くのだけど、リーダーのデビーを入れても全員で7人しかいなくて「このままではオーシャンズ7じゃないの?」と思っていたら、最後の一人ダフネがただ者ではなかった。

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メンバーの多くは冴えない生活を送っていて大金が欲しくてチームに参加しているのに、人気女優ダフネの場合はちょっと違う。

どうやら「同性の友達が欲しかった」みたいです。

たごやま
たごやま

ダフネは女性から嫌われているのかな?

犯罪チームのメンバーに人気女優がいるというのは非常に大きなメリット。
最後にキッチリ良い仕事をしてくれました。

彼女は洞察力が鋭く会った人の顔は忘れない特技があるので、もし続編があるのなら女優としての演技力と洞察力が武器になるのでしょうね。
終盤はダフネが主役だといっても過言ではないし「オーシャンズ9」が製作されたとしたら大活躍しそうな予感がする。

男性版と女性版どちらの続編が観たい?

『オーシャンズ8』ではダニー・オーシャンが亡くなっているのが真実なのかは不明のまま。
もし名前を変えて生きているとして男性版の続編があるとしたら観てみたい。

でも今作が面白かったので、どちらかと言えば女性版の続編の方が観てみたい気がする。

男性版は人数が多すぎて印象の薄い人が多かったけど、女性版はみんなカッコ良かった。

ファッションデザイナーのローズは何かの映画で見覚えがあるけど思い出せずにいたら「ハリー・ポッター」シリーズのベラトリックス・レストレンジという悪い魔女役の人でした。

たごやま
たごやま

思い出してスッキリ♪

作中で「US VOGUE(ヴォーグ)」編集長のアナ・ウィンターが登場したのは、アン・ハサウェイが出演した映画に関連しているのでしょうかね。

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映画『オーシャンズ8』を配信しているサブスク

「オーシャンズ」シリーズは複数のサブスク動画配信サービスで鑑賞できます。
ただし見放題対象作品だったのにいつの間にか追加料金が必要なレンタル作品となっている場合があるので、最新の配信状況は公式サイトで確認してください。

私が『オーシャンズ8』を視聴したタイミングでは「U-NEXT」で見放題でしたが、例えば1年後には見放題対象から外れてレンタル作品になっている可能性があるので、入会前の事前確認は必須です。

サービス名月額料金(税込)同時視聴できる端末数無料お試し期間
U-NEXT2,189円4台31日間
Hulu1,026円4台
Amazonプライム600円3台30日間
各サービスの詳細は別途解説記事を参考にしてください。
U-NEXT(ユーネクスト)の特徴
デメリット
  • 月額料金が他のサブスクに比べて2,189円と高い!
    しかし毎月自動付与される1,200円分のポイントを活用すると、実質の月額会費が989円となるので考えようによってはお得だと思います。
メリット
  • 取り扱っている作品が豊富で見放題作品が多い。
  • 電子書籍も配信しているので原作と一緒に楽しめる。
  • 1人が契約するだけで、4端末で同時に利用できる。
  • 無料お試し期間が31日間あるので、じっくり試せる。
Hulu(フールー)の特徴
デメリット
  • アマプラやU-NEXTと比較すると映画の取り扱いが少ない。
  • 無料お試し期間がないのが残念。
メリット
  • 1人が契約するだけで、4端末で同時に利用できる。
  • 日本テレビ系列の過去のドラマ・アニメ・バラエティ番組等を楽しめる。
  • 日テレ系動画コンテンツのスピンオフ作品が独占配信されている。
  • 読売巨人軍の公式戦主催(ホーム)試合をリアルタイムで楽しめる。
  • 「ディズニープラス」とのセットプランがお得。
Amazonプライムビデオ(アマプラ)の特徴
デメリット
  • 「プライムビデオ」は見放題対象外のレンタル作品が結構多い。
  • プライム会員を退会すると、全ての特典を利用できなくなる。
    ※プライムビデオの単独入会は不可。
メリット
  • 月額料金が他のサブスクに比べて600円と安い。
  • 1人が契約するだけで、3端末で同時に利用できる。
  • プライム会員になると「動画見放題」の他に「音楽聴き放題」など様々な特典を同時に利用できるようになる。
  • 無料お試し期間が30日間と長く、時間をかけて検討できる。

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