前作でカジノの売上金の強奪に成功したオーシャン達だったけど、被害者のカジノ王に隠れ家が見つからり返還を迫られる。
ブラッド・ピットが演じるラスティの関係者として登場したイザベルの動向が気になります。
情報屋マツイとのやり取りのシーンは業界の隠語で会話しているので、何を言っているのか意味不明です(笑)
『オーシャンズ12』あらすじ
オーシャン達がカジノから大金を盗む事に成功した数年後、それぞれが自由気ままに暮らしていたところに突然ベネディクトが現れ全員に金の返還を迫る。
2週間の猶予を与えられたオーシャン達は、顔が割れているアメリカを離れヨーロッパで仕事の計画を練る。
【見どころ】世界一の大泥棒を決める
- 同業者「ナイト・フォックス」と「オーシャンズ」の盗み対決
- 情報屋マツイとの交渉に参加したライナスの挙動不審ぶり
- なぜかブルース・ウィリスが付いてくる(笑)
【主要登場人物 / キャスト】テスがジュリア・ロバーツに
感想(ネタバレ含む)ナイト・フォックスからの挑戦状
「オーシャンズ」シリーズはコミカルな要素が散りばめられているけど、大人同士の駆け引きを楽しむ映画なので子供が観ても面白さが分からないはず。
もし子供時代に観た経験があるなら、何となくオシャレな感じがする泥棒の映画といった印象しか持たないのではないでしょうか。
大人になってからもう一度観ると印象が変わると思います。
大人にならないと意味が理解できない事ってあるじゃないですか。
直接言わない遠回しなセリフとかは子供の頃は何を言っているのか分からないけど、年齢を重ねてからもう一度同じセリフを聞くと普通に理解できたりとか。
「ルパン三世」は老若男女が楽しめるけど、「オーシャンズ」シリーズは大人向けの作品。
ベネディクトのカジノから大金を奪ってから数年間は行方がバレずに済んでいたのだけど、泥棒業界では同業者の居場所をバラす事はタブーなのに自分が世界一の大泥棒だと証明するためにオーシャンズを売ったナイト・フォックスのせいで、金の返還を迫られるダニー達。
やっちゃイカン事をした訳ですよ、ナイト・フォックスは。
テスからベネディクトが家に来たと連絡を受けたダニーが一目散に逃げだしたシーンが印象的。
電話を切ってから即座に走り出して、次の瞬間には鉄道に乗車(笑)
居場所がバレてからの「オーシャンズ」のビビりっぷりを見ると、ベネディクトって相当ヤバい男なのでしょうね。
「2週間の猶予をやる」と言われてメンバーが集まって返済計画を話し合っているし、金を返す以外に命が助かる方法は無いという事ですな。
ダニー達は金を盗むターゲットを完全に間違ったな。
ラスティとイザベルの関係
前作はダニーとテスが関係を修復したけど、今回はラスティとイザベルに焦点が当たります。
ラスティの元カノであるイザベルはユーロポールの捜査官。
そして父親は伝説の大泥棒。
この設定は完全に伏線になっていて途中から寝返る感じになるのかと思っていたら、イザベルは自分の落ち度で警察を離れざるを得ない状況になっただけで別にラスティたちに何かの協力をした訳ではない。
イザベルは最終的には自然な感じでラスティと行動を共にする事になるのだけど、ちょっとご都合主義ですね。
彼女の中の倫理観とか正義感はどうなっているのかって話ですよ。
テスはダニーが泥棒である事を嫌って離婚したのに何故か再婚しているし、イザベルもラスティの仕事を快く思っていないはずだけど結局テスと同じで相手の人間性を重視したのかな?
続編となる3作目ではどのような感じになっているのか気になる。
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映画『オーシャンズ12』を配信しているサブスク
『オーシャンズ12』を観て日本の作品「コンフィデンスマン JP」と同じような雰囲気を感じた。
事前の仕込みシーンなんかは特にそう思いました。
もしかしたら「オーシャンズ」シリーズを参考にしている部分があるのかも知れません。
サブスク動画配信サービスで両方の作品を見比べてみるのも面白いと思います。
私は「オーシャンズ」シリーズをU-NEXTで視聴して「コンフィデンスマン JP」をアマプラで視聴しましたが、諸事情で配信が停止になる事もあるので入会前の取り扱い確認は必須です。
サービス名 | 月額料金(税込) | 同時視聴できる端末数 | 無料お試し期間 |
---|---|---|---|
U-NEXT | 2,189円 | 4台 | 31日間 |
Hulu | 1,026円 | 4台 | ✕ |
Amazonプライム | 600円 | 3台 | 30日間 |
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